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2005年12月22日(木)

高千穂鉄道逝く [鉄な話題]

宮崎県の延岡−高千穂間を走る第三セクターの高千穂鉄道(TR)は,9月の台風14号で鉄橋が流されてしまい,廃止か復旧かの存続問題で揺れていたのだけど,ついに廃線および会社清算が決まってしまいました。民間資本による部分運行の可能性がないとは言えないけど,もともと過疎化が進み,赤字経営が続いていたため,現実的にはかなり厳しいでしょう…。でもね,元々“神話の里”と言われるぐらい山奥の高千穂から鉄道がなくなってしまったら,ますます観光客が減り,過疎化も進んでしまうよ。こういった公共交通機関の赤字は,地方だと(一部を除いて)どこでも抱えている問題だと思うけど,純粋に採算性だけを求めて議論しても仕方ないと思うなぁ。そういった“足”があることによって生み出される経済や社会基盤の効果も含めて考えないと(つまり,運営が仮に民間であったとしても,図書館や学校のような社会資本のひとつとしてみなすべきなのです)。
高千穂鉄道の廃線は,元はといえば天災によって引き起こされた“悲劇”ではあるものの,廃止を前提に物事が進んでいるのをみると,地域の財産を自ら手放そうとしているように思え,とても残念です。どこかのファンドマネージャーも,大手私鉄の株なんぞ買わずにこういうところを再生するビジネスを手掛けたらいいのにねぇ(まぁ,お金にはならないけどさ…)。

参考(になるかもしれない書籍)

ローカル線に明日はあるか?実態検証!地方鉄道・路面電車

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Posted by 神海 螢 / コウミ ケイ at 2005年12月22日(木) 20時16分   コメント ( 0 )

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