2004年06月19日(土)
2004年06月19日の日記 [宇宙の底(旧サイトの日記)]
漫・F・画太郎先生原作の映画『ババアゾーン』【リンク】をレイト鑑賞。いやー,個人的には『地獄甲子園』より数段出来がよかったと思います。以前,地獄甲子園を見たときは,原作とのベクトルの違いにやや辟易してしまった感もありましたが(2003年9月30日の『宇宙の底』を参照),今回は画太郎テイストを忠実に再現していましたね。画太郎作品では,同じコマをコピーで繰り返す手抜きリフレイン(?)という手法がよく使われるけど,映画内でもアチコチでやってましたよー>繰り返し。背景を知らない人は,「何でこんなに(同じシーンを)しつこく繰り返すんだ」と思われるかもしれませんが,これが先生の味なんです(ちょっと買いかぶりすぎかな^ ^;)。そうそう,内容はといえば,今回は短編5本からなるオムニバス形式で,表題にある“ババアゾーン”とその派生バージョン(“ババアゾーン2”)・佳作“ハデー・ヘンドリックス物語”・“たのしい遠足”・“3年B組珍八先生”が上映されました。特に“3年B組珍八先生”とか,よくもまぁあんなモノを映像化できたなぁー,と感心することしきり。監督の山口雄大氏にはホント頭が下がる思いです〜。ちなみに次回作は,野中英次先生原作の『魁!!クロマティ高校』らしいケド(←これはコレで見てみたい),画太郎先生の“エスカレーション”や“災いは口のもと”あたりもそのうちぜひ映像化してほしいですねー。
追記:ちなみに入場者特典は,コレ↓。
いいところついてます。もっとも,“先着順に入場特典が…”と謳っていたケド,観客が5人じゃねぇ(苦笑)。
Posted by 神海 螢 / コウミ ケイ at 2004年06月19日(土) 21時00分 コメント ( 0 )