Studio Twain

スタジオとぅえいんは,テキストおよびヴィジュアルの両面からクリエイティヴなコンテンツを発信していきます

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神海 螢 / コウミ ケイ

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神海 螢 / コウミ ケイ

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2005年01月16日(日)

2005年01月16日の日記 [宇宙の底(旧サイトの日記)]

映画『ハウルの動く城』鑑賞。感想…うーん,なんともコメントしづらい作品です。世界観は,ラピュタ&ナウシカ&紅の豚風(?),ヒロインの造形は,(クラリス+ナウシカ)÷2,といったところでしょうか。絵づくりは文句のつけようがなく,音楽もなかなかの出来だったのだけど…肝心のストーリーが,“あまり”理解できなかったのですね。魔法をかけられ90歳のおばあさんになってしまった少女が,ハウルなる魔法使いとともに呪いをといていく,といった基本筋に,いろんな人(動)物がごちゃごちゃ関わっていくのだけど,結果「どーして(最終的に)ヒロインことソフィーの呪いがとけたのか」が,物語中で明確に説明されないのです。ハウル自身が抱える問題については,エンディングで解決されるのでまぁいいとしても,話のひとつひとつが断続・断片的につながっているような気もしましたね。ソフィーの見た目が,物語の節々で若くなったり,逆におばあさんに戻ってしまうことについても,特に言及されていなかったし…(ハウルに恋するソフィーのココロが,徐々に呪いをといていった,という見方もできないことはないけど)。ラストで,いろんな登場人物にキスしまくるソフィーには若干ひいてしまいましたが(^ ^;),作品自体は宮崎監督の総決算的仕事とも受け取れるので,まぁこれはこれでよかったのではないでしょうか。

追記:物語の中で,ソフィーが「老人のいいところは,失うものが少ない」てなことを語っていたと思うけど,それと同時に「歳を取ると,ストーリーが説教くさくなる」って気もします。千と千尋〜にしてもそうだったけど,ラピュタのような純粋冒険活劇って,もう作ら(れ)ないのでしょうかー。

もひとつ追記:ラスト間際で,ソフィーが髪を短くした後,元の髪の色に戻さなかったのは,栗色にしちゃうと,それこそカリ城のクラリスやナウシカのように見えてしまうからでしょうか〜(^ ^;;)。

Posted by 神海 螢 / コウミ ケイ at 2005年01月16日(日) 21時00分   コメント ( 0 )

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