2006年03月04日(土)
W銀河一日de乗ってみまSHOW [フォトログ*鉄道]
今年の4月21日で廃止される予定の北海道唯一の第三セクター鉄道会社北海道ちほく高原鉄道のふるさと銀河線に昨年11月乗りに行きましたが,その後,あの雄大な道東の風景とどこまでもまっすぐな鉄路が忘れられず,バーゲン割で航空券が安くなる3月上旬の昨日,休みを取ってまた行ってきました(今回は日帰り!)。前回は北見から池田まで乗ったけど,今度は“快速”銀河に乗車し,帯広−池田−北見方向へ逆向きに走破ですー。さらに,こちらも風前のともしび(?)である唯一の“急行”寝台列車銀河(東京−大阪)にも無理矢理乗って,一日に両“銀河”を制覇しちゃいました(アホだなぁ〜^ ^;;)。
スタートは,神戸空港から。小さな“地方”空港だね。
朝焼けの雲海を行き,一路羽田へ。
続いて,羽田からとかち帯広へ。待ち時間が2時間ほどあったので,秋葉原まで出向いたところ,出発時間ギリギリになってしまった(^ ^;)。
とかち帯広空港へ到着。道外ではまず見ることのできないエアトランセのビーチ1900Dがスポットに駐機中。
帯広市内までリムジンバスで40分強。途中に幸福駅跡などがあります(写真には写っていないけど)。
帯広駅着。急いで昼食をかきこみ,快速銀河へ乗車。
池田駅までJR北海道の車両と一緒に走ります。方向幕が中途半端になっていたのがザンネン。
高架化されている帯広駅を出発。ちょっと走るだけで周囲は雪原に。
ふるさと銀河線の車庫が見えてきました。
池田駅で解結。車両側には快速銀河とは書かれていないのね…(これじゃ快速北見にみえてしまうなぁ)。
どこまでも続く鉄路。1世紀近く人と人とをつなげた軌道も,間もなくその役目を終えます。
快速銀河は,ほとんど待ち合わせの停車をしませんね(いいことだけど)。そのため,前回のように途中で降りて写真を撮ることはできませんでした。代わりに車窓にカメラを向けるとこんな状態に。曇って絵にならないよー。
17時過ぎ,終点北見駅に到着。同業者も含め,30名近く乗っていたかな。「いつもこんなに乗っていたら廃止にならないのにね」と,JR線を2回完乗したというツワモノのおじ(い)さんと話していました。
北見駅で勇姿を撮る。反対側は雪で真っ白ですな。
北見駅正面口とちほく高原鉄道の本社。廃止のお知らせすらない。
北見から女満別空港で同じくリムジンバスで移動(40分)。空港でチェックインすると,ひな祭りにちなんでか,こんなチケットが出てきました。遊び心があっていいね。
新千歳へ飛んだ後,続けて新千歳−羽田までフライト。一日4レグはさすがに疲れますな。おまけに,羽田着が定刻より遅れたものだから,東京駅に着いたのが(また)出発ギリギリになってしまったよ〜。
急行銀河の寝台。トワイライトEXPやサンライズ出雲/瀬戸と比べると,明らかに見劣りするね。それでも週末だからか,下段は完売(by車掌)とのことでした。
A寝台の様子。泊まったのは,B寝台だからねー(それでも,夜行バスより5千円は高い!)。
京都付近では霧のため徐行運転。大阪着が定刻より十数分遅れました。
終点大阪〜…だけどヘッドマークがついてないー。時間があれば反対側まで行って写真に納めたのだけどなぁ(隣のホームにすぐ来たスーパーはくとに乗って帰りました)。
そんなこんなで,時間的にまったく余裕のない旅程だったけど,ふるさと銀河線の車内では,向かいの席に座った鉄道ファンと仲良くなったり,星を見るためだけにワザワザ陸別まで行くという旅人と話したりと,なかなか実りある一日でした。もっとも,写真撮影という観点からみると,前回の方がいろいろ撮れたかな(だって車内の半分は同業者なんだもーん^ ^;;)。
Posted by 神海 螢 / コウミ ケイ at 2006年03月04日(土) 19時33分 コメント ( 0 )