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2008年03月30日(日)

翼よ,ふたたび [ひこーきな話題]

当ブログでも何回か触れてきた国産旅客機復活についてだけど,ついに三菱重工が腹をくくったようです。ミツビシ・リージョナル・ジェットことMRJの事業化を28日に正式決定したとのこと。じつに喜ばしいことです。YS-11の生産終了からはや30年以上が経ち,その後幾度となく自主開発の気運が高まったものの,何かにつけてリスクをとりたがらないこの国の気質ゆえに,ずーっとポ○イング社とかエ○バス社の下請けに甘んじていたのですねー。しかし,ブラジルは以前からリージョナルジェットの雄エンブラエルを有しているので言うまでもなく,中国やロシアでも独自開発のジェット機を世界に売り込もうとしている今日,日本が自力でつくったヒコーキを売るチャンスはますます減ってきて,いよいよラストチャンスの時機に至ったのです。「下請けでも儲かればいい」という考えもあるかも知れないけど,航空機製造は高度なテクノロジーの固まりであるがゆえ,様々な産業への波及効果も大きく,また安全保障や技術の継承といった観点からも独自に開発できる能力を有しておくことは,この国の将来にとって極めて重要なことなのです。そういう意味でも,YS-11(あるいはMU-2)以降途絶えてしまった民間旅客機製造の技術を取り戻すことができるのか,またどれだけ世界に売り込んでいくことができるのかを今後も注視したいと思います。

追記
ローンチカスタマーは全日空に決まった模様(ソース)。全日空はボーイング787のローンチカスタマーでもあるし,最近勢いがあるね(もっとも787は二度の納入遅れもあって,損害賠償を求めるみたいだけど)。

Posted by 神海 螢 / コウミ ケイ at 2008年03月30日(日) 13時51分   コメント ( 0 )

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