VMware Fusionなどの仮想マシンのイメージディスクが増えてきたこともあって，清水の舞台から飛び降りるつもりで（チト大げさ^ ^;）バッファロー製RAID1対応外付ハードディスクことHD-WIU2/R1シリーズの最上位機種（2TB）を買ったのだけど，な・ん・と使用開始から1ヵ月でぶっ壊れたのですよ！！ RAID1構成にしていると，2台のハードディスクに同時にデータを書き込むので，仮にディスクが一台壊れてももう一方のドライブで片肺飛行（？）できるため，単発のハードディスクよりも安全という触れ込みだったのに，どうやらIOを制御するコントローラが1ヵ月で昇天してしまったらしく，アクセス不能に。内蔵ディスクが物理的に壊れたわけではないので，取り出してドライブケースに装着してみたものの，カタログ構造がぐちゃぐちゃになったのかまったくマウントせず…。高信頼性に期待して割高なRAIDドライブを入れたにも関わらず，買ってすぐにデータを飛ばしやがって，まったくもってフザケるなぁ〜！！Deathよ（怒）。購入直後からDisk2にエラーを示す赤ランプが点灯していたので，ハード的におかしいような気はしていたけど，バッファローのサポートページに「Disk2ランプが定期的に点滅する仕様になっている」と書かれていたので様子を見ていたところお亡くなりになるんだからなぁ。ドライブ不良の場合はブザー音がなるようだけど，そんな音も聞こえなかったし。Data Rescue IIという復旧ソフトを使って可能な限りデータを回収しようとしているけど，残り69時間と表示されてもぉゲンナリ（開始時は85時間だった^ ^;）。

ちょうど10年前にハードディスクのデータをぶっ飛ばしたときは1GB程度で済んだけど，今は1TBだからねぇ。10年でデータ量は1,000倍ですよ〜。ムーアの法則に従えば，18ヵ月で容量が倍になる計算なので，1GB*2倍^(120ヵ月/18ヵ月)で精々100倍強のデータ増（≒100GB）で収まるハズなのだけど，小生のデータはその10倍もたまってしまったよぉで（およそ1年でデータが2倍になる計算）。その分，失ったときのショックも1024倍なのでしょーか（泣）。
どうやらこの製品のユーザには，私の他にもデータを失ってしまった方がいたり（参考），アフィリエイトキャンペーンのせいでやたら商品の紹介記事は目にするものの実際に購入した人のレビュー記事にはなかなか辿りつけない（参考）といったこともあったりで，何かとケチのついたプロダクトなのかも知れませんな。

追記：RAIDじゃない普通のハードディスク（メーカーは別々を推奨）を2台買って定期的にバックアップを取った方が経済的という声もあるかも知れないけど，仮想マシンのディスクイメージは1回（仮想マシンを）起動するだけでファイルの内容が書き換わってしまい，おまけにディスクイメージ1ファイルあたりウンGBのサイズになってしまうため，その都度バックアップしていては時間がかかって仕方がないのですねー（だから同時に2台のハードディスクにデータを書き込むRAID1にしたのだけどなぁ…）。