2010年08月28日(土)
Mac OS X上で「.sparsebundle」形式のディスクイメージがフォルダになってしまった場合の対処法 [Mac&あぽー]
Mac OS X Leopardから採用されたスパースバンドル形式のディスクイメージは,バンドルの中に約8MB単位でファイルを細かく分割して保存することで,ディスクイメージの内容に変更が合った場合でも,差分ファイルのみをコピーすることで高速にバックアップが可能になるファイルフォーマットです。このフォーマットは,おそらくApple純正のバックアップソフトこと“Time Machine”を使う際に,内容に変更のあったディスクイメージのバックアップに要する時間を最小限にし,かつファイル損傷のリスクを低下させるといった効果を期待して作られたのだと思うけど,バンドル形式を取っているからか,まれにFinder上でディスクイメージファイルではなくフォルダとして表示されてしまうこともあるのですねー。ディスクユーティリティにドラッグ&ドロップすれば,ディスクイメージの中身を表示することはできるけど,ダブルクリックで開かないのは何かと不便なので,そんな場合の対処法を以下に書いておきまする(笑)。
setFile -a B /sparsebundle/file/to/path
setFile <オプション> の後にスパースバンドルファイルのパスを指定します。なお,アクセス権関係のエラーが出た場合は,sudo setFile〜のようにしてみませう(要ルートパスワード)。以上デス。
Posted by 神海 螢 / コウミ ケイ at 2010年08月28日(土) 17時01分 コメント ( 0 )