国内の気動車特急型車両としては最古の部類であり，キハ181系としても現在唯一の定期運用となる特急はまかぜ号が，来る11月7日より最新のキハ189系に置き換わるため，もう一度国鉄特急“臭”を味わいたく，姫路−大阪間で乗車してきました。姫路−大阪間の所要時間は新快速よりも遅い（68分）にもかかわらず特急料金を払って乗るのは物好き以外の何者でもないケド，置き換え先のキハ189系にはグリーン車が設定されていないこともあり，あえてキハ181系グリーンに乗車してきた酔狂でありマス（笑）。

これまでのキハ181系乗車歴（？！）

• キハ181系はまかぜに鳥取〜大阪間で乗ってみた記
• 架け替え直前の余部鉄橋「見学」
• 特急はまかぜに姫路−大阪間で乗ってみた

姫路駅で停車中のはまかぜ2号。ここでスイッチバックして，JR神戸線を走ります。

最初で（たぶん）最後のキハ181系グリーン車…でも，座席はフットレスト以外普通車とほとんど大差ないような…。
ちなみにグリーン車の乗客は大半がご同業（＝テツ系）だったよーで（^ ^;;）。

レールバスを除くと今や珍しい折り戸の扉と，こちらも特急用車両としてレアな手動のデッキ扉。時代を感じますな。

洗面所と室内温度計。よく見ると温度計の中にJNRのマークが。

降りる前に普通車（左）とグリーン車（右）車内を前方から撮影。ぱっと見，カーペットの有無しか見分けがつかないデス。

終点大阪駅へ到着。キハ181系定期運用も残すところ2週間ばかり。

おまけ
はまかぜ2号到着とほぼ同時刻に，寝台特急日本海号が同じく終点となる大阪駅にやって来たので，ついでにパシャパシャと。今のところ廃止のハナシは出ていないけど，寝台列車退潮のきょうび，正直いつまで持つやら…。