2011年07月10日(日)
ワイヤレス給電Qiをなんとなく試してみた [ディジタルな話題]
充電台に置くだけでコンセントに繋がず充電できるワイヤレス給電規格ことQi(「チー」と呼ぶらしい…Xi=「クロッシィ」ほどではないがちょっと無理がないか^ ^;)に対応した製品が春先からポツポツと発売され気にはなっていたのだけど,いまさら(Qi対応の)ガラケーを買うこともないな,と様子見していたのですねー。そんな最中,Qi規格のUSB出力可能な外付バッテリーが発売されたと聞き,充電パッド(ChargePadシリーズ)と一緒に買ってみました。パッケージはこんな感じ。
バッテリーは5400mAの大容量だけど,どうみても見た目は三洋のエネループモバイルブースターにそっくり。メーカーがパナソニックだったので一瞬エネループのOEMかと思ったけど,よく考えたら三洋電機はパナの子会社になったので,今後この手のバッテリーもPanasonicブランドで展開していくのかも知れません(充電式ニッケル水素電池のエネループとエボルタはどっちを残すのか不明だけど)。
んでもって,(意外と大きな)充電パッドの箱を開封したところ,同梱の保護板を取り付けるように書かれていたので,台の上に半透明のシートを張り,その上にバッテリーを置くと…おぉ充電目標にめがけて青白いマーカー(=給電コイル)が移動するではないか〜。ちょっと近未来チック。そのまま放置していると,数時間後にはバッテリーのランプが赤から緑に変わり,ワイヤレスで確かに充電できていることを確認しました。ケーブルを刺す手間が省けるだけといえばそれまでかもしれないケド,置くだけ充電は確かに便利ですな。
そうそう,パッドの上に置いたバッテリーは複数個認識するものの,充電は一個ずつ行われるみたいです。そのため充電が完了したら自動的に次の対象へコイルが移動する模様(実際には試していないけどね)。
なおバッテリー本体にはUSBポートが2つあり,合わせて1.5A出力可能なようです。手持ちのiPad 2とiPhoneを同時に刺したところ,ちゃんと給電できていましたね(2台ともフル充電するほどの容量はないケド)。iPad 2単体だとを70〜80%ぐらい充電できる計算になるかな。モバイル用の外部バッテリーとしては最強クラスだと思われるZagg Sparq 2.0は6000mAなので容量では一歩及ばないけど,Zagg Sparqを使った印象はともかく自然放電が異様に早く,本体サイズも結構かさばる(&USBポートの立て付けがよろしくナイ)ので,今後はコチラを外出時の“非常電源”に使っていこうかな,と。
ちなみに,ChargePadのカラーはホワイト・ブラックの二種類ありましたね。モバイルブースターと比べると,マットな手触りになっておりまする。
Posted by 神海 螢 / コウミ ケイ at 2011年07月10日(日) 22時35分 コメント ( 0 )