Studio Twain

スタジオとぅえいんは,テキストおよびヴィジュアルの両面からクリエイティヴなコンテンツを発信していきます

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神海 螢 / コウミ ケイ

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神海 螢 / コウミ ケイ

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2002年11月11日(月)

2002年11月11日の日記 [宇宙の底(旧サイトの日記)]

10月31日から11月6日にかけての,無駄に遠回り旅行記(つか,半分は仕事よ^ ^;)について徒然に書いてみます。
31日。この日は,4限まで授業(TA)があったので,仕事終了後,急いで帰宅。
20時30分発の夜行バスに乗って,名古屋を目指したのでした。今まで大方の乗り物は体験してきたけど,夜行バスはまだだったんですねー。乗り心地といえば…リクライニングを倒しきってしまえば,まあまあかな(去年,夜行列車の座席で寝たときよりは休めたような…)。それでもって,朝8時前に名古屋へ到着。実は,寝ている間に岩国あたりで事故があったとのことで,その区間は高速を降りて国道を走っていたみたいだけど,最終的には定刻通りに着いたようです。で,そのままJRの通勤快速(でいいのかな?)に乗り,一路豊橋へ。何で豊橋に向かったかというと,ここから飯田線というローカル系ロングラン路線が出ているからなんですねー。走行距離200km以上,駅数90ウン駅,豊橋を10時40分過ぎに経っても,終点岡谷へ到着するのが17:00近くという,素晴らしく長大な路線が待ちかまえているのです〜。あっでも,豊橋によったのは,ご当地の路面電車を見たいという理由もあったんだけどね(^ ^;)。というわけで,(飯田線への)乗り継ぎ待ちの間,コチラの市電にも乗ってきましたよ。駅近くはセンターポール化されているし,なかなかいい感じに街にとけこんでいましたね>市電。で,トラムにも満足し,いよいよ豊橋を出発。飯田線は二両編成の電車でした。しっかしまあ何というか,上にも書いたけど,駅多すぎ。6時間以上同じ列車に乗っているものだから,時々路線図を確認しないと,今どこを走っているのか分からなくなってしまいますね(^ ^;)。あいにく空模様は曇りだったけど,車窓は変化に富んでいて面白かったです。山あり,河あり,街ありで,飽きはこないですね(まぁ物好きな人だけかもしれないけど)。ちなみに,車内の方も客の流動が激しかったですよ。自分以外だれも客がいない状態になったかと思うと,通勤列車並の乗車率になる区間もあったしね。そんなこんなで,夕方岡谷着。ここから,中央・篠ノ井・信越本線経由でダラダラ進み,夜21時30頃,直江津到着。とりあえず,初日の目的地には着いたのでした。
明くる日(2日)。この日から3日間学会はあるのたけど,初日の夕方発表することになっていたので,午前中会場の長岡へ移動(普通列車でね)。幸い,最初の日は(学会自体が)午後からのスタートだったので,比較的ゆっくり会場へ向かうことができました。しかしまぁ何というか,寒かったっす。直江津から電車に乗ったとき,日本海の激しい白波がしばらくバックに続いていたけど,そこからして見るからに寒そうだったもんなぁ。少々凍えながら,駅近くでラーメンを食し(長岡ラーメン?!),会場の大学へ。コッチもまたへんぴなところにあるもんだから,会期の3日間,毎日ダラダラ30分バスに揺られるハメになってしまいました。近い将来,ウチの大学も郊外へ移転する予定だけど,きっとこんな感じになるんでしょうな。で,自分の発表の方はというと,今回は15分の間に26枚ものスライドを回さないといけなかったもので,マシンガントークになっちまいました(笑)。しかも,ちとあがってしまったよーで,動きが相当“激しかった”そうです(身振り手振りがね^ ^;;)。まっ,でもいいことにしましょう。いいたいことは言えたし(しかし,質問してきた相手が,同じ大学の人だとは思わなかったな。結局ウチワ話になってしまった)。
3・4日は,特に変わったネタもなく淡々と全国大会は進み(異様に寒かったことだけは記しておくっ),4日の夜,新潟へ移動。しかし,長雨のため列車が遅れに遅れて,新潟へは定刻より40分以上の遅延着。途中,徐行区間(見附−羽生田)は,それこそ市電並みのスピードでのろのろ運行しておりました。
5日。新潟から昼の便で札幌に向かうため,一路空港へ。新潟駅からバスで25分は,まあまあのアクセスですね。今回は初日からずっと雨にたたられていたのだけど,空港でもご多分に漏れず,よー降るわ状態。ヒコーキが,煙のような水しぶきを立てて離発着していました。で,新潟空港といえば,極東からの(ロシア謹製)ヒコーキが到来することで有名らしいのだけど,あいにくこの日は飛来する日ではなかった模様。あっでも,佐渡−新潟を行き来する9人乗りレシプロ“アイランダー”が見られたからいいとするか(一度乗ってみたいっす)。ちなみに空港のデッキは,ナゼだか幼稚園生が溢れておりました。そうこうしつつ14時過ぎには難なく札幌に到着し,YSを拝見しに丘珠空港へ行こうと思ったんだけど,あーもー雨雨雨。雪なら許せるけど,冷たい雨なので,この日の丘珠行きは断念することに。その代わり,我ながら物好きやなーと思うんだけど,札幌市電を端から端まで走破。よく考えたら,去年札幌に来たときも同じことをやってたな,と思いつつ,北国の路面電車を堪能してきました(でもね,以前から言ってるけど,ボクぁ鉄オタじゃないからね〜。ただの,トラムファンということで)。ちなみに,乗った電車は,去年作られたばかりのアルナ工機製新造車だったけど,残念なことにこの会社,路面電車製造事業から撤退したらしく(国内で9割のシェアを持っていてもだよ),もうこれ以上新しい車両が作られることがないと思うと,ちょっとしんみりしてしまったかも。そんなこんなで,札幌ラーメンを食べつつ,夜22時,またx2夜行で今度を中標津を目指す。理由は単純。中標津から丘珠までYSに乗るためだけだよ〜(←アホ^ ^;)。ためたマイレージが,今年中に一部期限切れとなってしまうので,こういうときに乗っておかないともったいないじゃない?! 完全に目的と手段が逆転しておりますが,そこは好事家の趣味ということで…。そうそう,今度乗った夜行バスは,座席のヒーターが熱すぎて,もぉ寝られなかったっす。先に乗ったバスの方は,座席にヒーターのON/OFFスイッチが付いていたので切ることもできたけど,こちらはどこ探しても無いんですなー。一晩中,立ったり座ったりしながら過ごしました(^ ^;)。
6日。朝6時前。中標津着。第一印象,「ん,なんだここは…ベッドタウンじゃん」。北海道の荒野の中に,ぽつんと現れたニュータウンのようでした。逆に言うと,「なーんにも見るものがない!」。昨年稚内に行ったときは,近くに岬もあったし,厳寒の海も見えたし,それなりに最北を満喫できたけど,コチラは平凡すぎて…でしたな(空気は澄んでいたけどね)。せめて,旧中標津駅の跡でも残っていないかな,と思ったんだけど,駅のあったことを示すポールが一本立っているだけ。事前に周辺情報をサーベイしておくべきでした。で,まぁ何もすることがないので,8時過ぎにはタクシーで空港へ移動。10分ほどで着いたので,こっちもアクセスは悪くはないけどね(ただし,そのぐらいの圏内にしか人は住んでいないのかも知れない)。そこで,トラブル発生。8時過ぎてりゃ,フツーの空港ならもうとっくに開いていると思うけど,何とここはまだ入口が閉まっていたのですよ〜。結局8時20分ぐらいまで寒い中,外で待たされたけど,こりゃ通常だったら9時ぐらいまで開いていないのかも(案の定,航空会社のカウンターが動き出したのは9時近くだったし)。そーゆーこともあったけど,10時前には目的のYSへ搭乗(ANKはこれで3回目)。2003年9月には,道内線YSは完全退役することが決定しているので,時間的にANK YSとは(僕にとって)これがたぶん最後のフライトになるのじゃないかな。座席は最後列16D(窓側)をアサイン。今まで,ペラの真横やエンジンユニットの真ん中は何回かあったけど,後部座席にあたったことはなかったんですね。これを機会に,後ろの方を指定してみました。でも,乗ってから何だけど,この位置からだプロペラは見えないので,臨場感といった意味ではイマイチだったかも。これからYSに乗られる方は,おそらく前の方が楽しめると思いますよ〜(その分,ウルサイけどね)。ちなみに,僕の乗った便は満席。飛び方も何だか重そうでした。で,11時過ぎ丘珠着。今乗ってきた機体の写真を撮りつつ,次の客を乗せ飛んでいくYSをデッキから見送る。その隣には,ダッシュ8が。来年の今頃は,もうここで軽やかなダートエンジンの音が聞けないと思うと…って,こんな事書いているとヒコーキオタに思われそうなので(僕は違うよ,とキッパリ否定^ ^;)適当に端折るとして,平日なのにでっかいカメラ片手にパシャパシャ撮りまくるYS追っかけの多いことに。仕事はどうしたの,みたいな(人のことは言えないか^ ^;;)。まぁ,そんな感じで時は過ぎ,16時前の便で新千歳を発ち,18時過ぎには福岡へ戻ってきたのでした。相変わらず,総移動距離と時間だけは“無駄”に長かったですな。

Posted by 神海 螢 / コウミ ケイ at 2002年11月11日(月) 21時00分   コメント ( 0 )

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