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2007年08月25日(土)

ハードウェアメーカーの責任分界はいずこ? [よもやま]

そんな昔の扇風機をいまだに使っている人がいたことにまず驚いたね。確かに扇風機なんてそうそう壊れるものじゃないし,1年中使うモノでもないけどさ。だけど,精々15年ぐらいが使用限度じゃないかなぁ。さすがに今回は,モノが古いだけに製品回収せずに使用中止を求めるだけで終わりそうだけど。でも,以前某社のファンヒーターで死亡事故が発生したときは,それこそ製造から15年〜21年以上も経っているにもかかわらず,最終的には回収に踏み切ったね。そう考えると,ハードウェアメーカーは製造後いつまで責任を取らないといけないのか,結構難しい問題のようにも思えます。個人的は,保守部品のストック期間(一般的にディスコン後7年)を過ぎ,10〜15年以上経ったら時効になっても仕方ないと思うけどなぁ。それこそ,何百万台も製造するようなプロダクトにヒコーキやロケットのような信頼性を求めていたらコストが跳ね上がってしまうし,逆にそれだけの数を製造すれば大なり小なり不具合が発生するのは“ある程度”仕方ない気もします。確かに死亡に至るような重大事故が多発する場合,リコールに踏み切るのは必至だけど,製造後十数年以上経ったプロダクトに厳格にそれを要求すると,ハードウェアメーカーも対策として新製品はあえて数年で<安全・確実に>壊れてしまうような設計にしてしまうかもしれないね(※安全な方向へ壊れるように設計するのは真っ当なことです)。または,ソフトウェアのような免責事項だらけのよく分からないEULAに同意後,ユーザー登録(アクティベーション)しないと使えないような仕組みに変え,責任逃れの口実に使うとか(ハードウェアのソフト化が進む現在,あながち冗談とは言い切れないかも…)。まぁでも,かの超巨大“極小”ソフトも,X箱がらみでリコールを連発しているみたいなので,バグはアップデータで直せばいいと割り切っているソフトメーカーは,不具合一発回収のシビアな現実が待っている製造メーカーを体験してみるのもいいかも。とはいえ,某自動車メーカーのように色々な不具合隠しを続けてきたメーカーもあるし,逆に良心的なソフトハウスも多いので,僕も一方的にハード屋の肩をもっているワケじゃないからね〜。

追記:お盆に実家へ帰ったときに,某家電量販店から蛍光灯タイプの電球が送られてきました。なんでも5年ほど前に購入した電球が部品の劣化で落下する“恐れ”があるらしく,交換して古い製品を送り返してほしいとのこと。消費者としては,そろそろ交換時期だったこともあってただで新品を入手できてラッキーなんだけど,どれだけ多く見積もってもカンマ数%以下しか発生しないであろう不具合のために,たかだか1個2千円もしない製品に対して多大な回収費用をかけ全品交換しないといけないメーカーにはちょっと同情してしまうね。ちなみに,なぜウチが交換対象の電球を買ったのが分かったのかというと,量販店にポイントカード会員の購入履歴が残っていたからだと思われます。こういうときには(購入履歴が残るポイントカードは)役立つなぁと思う一方,いつまでデータが残っているのかやや気になったりも…。

Posted by 神海 螢 / コウミ ケイ at 2007年08月25日(土) 16時08分   コメント ( 0 )

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