2005年09月19日(月)
DMC-FX9ファーストインプレ [ディジタルな話題]
昨日の記事でも書いた,9代目デジカメことDMC-FX9ですが,ちょっと使ってみた感触をメモ程度にまとめてみます〜。
- デザイン
- 正直,最初はパナのデジカメはあまり興味なかったのですねー。だって,最薄デジカメでもないし,起動時間だって遅くはないが決して最速というわけではなかったからね。液晶部分の出っ張りを見ていると,“薄く”見せようというデザインコンセプトは伝わってくるものの,実際はタバコの箱以上の厚みを感じます(タバコは吸わないケド)。
- ただ,カラーバリエーションが複数用意されていて,モデル毎に表面加工に違いがあるなど,結構凝った作りをしているようです。特に,今回購入したブラックモデルのマットな質感はなかなか渋いかも。
- インターフェイス
- 基本的に,他のデジカメを使ったことがある人なら,マニュアルを読まなくてもたいていのことはできますね。パワースイッチが押しボタンではなくスライド式なのは,誤作動を防ぐ意味で○。ただ,モード切り換え(再生〜撮影〜動画)がダイアル式なため,モードを変えるのがちょっと面倒かな。
- あと,これは慣れの問題かも知れないけど,メニューの確定が中央のボタンでなく,右ボタンに割り当てられているため,よく操作を間違ってしまいます。
- 画質
- 前にも書いたけど,液晶の発色が鮮やかすぎるため,実際パソコンにデータを落としてくると,「あれこんなに不鮮明だったかな」とちょっとがっかりすることも。そのため,あえて液晶の輝度を落として使っています。画質自体は,「中庸だけどややノイジー,画像処理プロセッサが“ビーナスエンジンII”ではないため,やや切れに欠ける」といったところでしょうか。正直,悪くはないけど,「これが600万画素だ」というインパクトには欠けるように感じますね。特に,斜めに走る線を撮った時,派手なジャギーが現れ「あれれ」と思うこともあったかな。
- バッテリー
- これは,掛け値無しによく持ちます。以前使っていたEXILIM ZOOM EX-Z50も超ロングバッテリーで驚いたけど(バッテリー切れに遭遇したことが一度もなかった),こちらも同じぐらいスタミナがあるかな。最低でも,メインで使っているDiMAGE A200よりは長時間の撮影に耐えますね>バッテリー。
- その他
- スナップ撮影で使用することの多いコンパクトデジカメは,充電と画像転送を同時に行ってくれるクレードル(←携帯の充電器みたいなもの)をぜひつけて欲しいと思うけど,あいにくDMC-FX9にはないようで…。EX-Z50は,画質の点では超ノイジーで不満タラタラだったものの,ロングバッテリー&お手軽クレードル&爆速起動にほれて,結構長いこと使っていましたねー。そういうわけで,クレードルなしはワタシ的には二重×。ただ,前回の記事の反復になるけど,三脚穴がちゃんと金属製なのには良心を感じます,ハイ。
おまけ
DMC-FX9をDiMAGE A200から撮ってみる。
逆に,今度はDiMAGE A200をDMC-FX9から撮った図。
Posted by 神海 螢 / コウミ ケイ at 2005年09月19日(月) 09時42分 コメント ( 0 )