Studio Twain

スタジオとぅえいんは,テキストおよびヴィジュアルの両面からクリエイティヴなコンテンツを発信していきます

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プロフィール

神海 螢 / コウミ ケイ

スタジオとぅえいん

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神海 螢 / コウミ ケイ

リアルネームのもじりですが,ペンネーム“神海 螢”(またはシムーベ)です。“スタジオとぅえいん”という名もなきWebサイトを10年以上続けております。

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2001年11月30日(金)

2001年11月30日の日記 [宇宙の底(旧サイトの日記)]

鹿児島学会出張その2&南北横断ドタバタ旅行のえぴそーどをお送りします〜。

11月22日,出発の日。実は,出かける直前に書いた22日の『宇宙の底』にもあるように,夜中の3時ぐらいまで発表の準備に手間取ってしまったため,途中まで特急を使って時間を稼ごうと画策したのです(発表する前に疲れてもね^ ^;)。
それでも,博多から西鹿児島まで行くのに,人吉・えびの・都城経由というかなり酔狂な計画(鹿児島・肥薩・吉都・日報本線経由^ ^;)を立てていたため,途中特急に乗ったとしても,10時間近くかかってしまうのが相変わらずアホなところなのですが…しかーし,実は出発の時間を1時間間違ってしまい,なんと途中で接続がすべてパーになってしまったのです(予定では,“いざぶろう”に乗って,日本三大車窓のひとつらしい人吉の紅葉を楽しむハズだったのに〜)。本来なら10:05博多発の“つばめ”で出発する予定が,何を勘違いしたか11:05発のそれに乗ってしまい,乗車の車内アナウンスを聞いて一瞬頭がフラッシュ。「八代には12時何分に〜」…あれ,八代には11時台には着いていないといけないはずなのに…と,己のミスをようやく気付いたのであります(とゆーか,乗る前に気づけよ>ワシ^ ^;;)。しょうがないので,予め特急券を買っていた八代まではそのまま乗車し,八代駅で一旦下車,人吉行きの臨時列車とか出ていないよな〜とか,微かな期待をするも,そんなものはあるワケもなく(平日だしねぇ),もう上記ルートでは,どうあがいてもたどり着けないことを,時刻表から強制的に悟らされました。とりあえず,いつまでも悔いていてもしょーがないので,常識的ルート(鹿児島本線をそのまま道なりに南下)で時刻検索すると,またこれがヒドいんですわ。特急を使わないで,鈍行で鹿児島を目指すには,16時近くまで待たないといけないんですよ〜(むっちゃ接続悪っ)。今でさえこんな調子だから,九州新幹線など出来た暁には,超ローカル線になることは必至ですな(そんなに田舎には見えないんだけどね)。特急を使わせようとする某JRのいんぼーのようにも思えないこともないんですけど,そのまま“つばめ”に乗るのも精神的に何となくヤだったので(^ ^;),根性で4時間近く待ちましたよ〜(数時間でも平気で待っていられるところが,自分の特技のような気がしないでも…)。待ち時間の間,いちお,八代観光でもしようかなと試みたのですが,これがまたクルマがないと,めぼしいところには行けそうにないことが判明し,断念。待合室で,小説もどきを書いていました。そうそう,八代駅で“かっぱ”を見ましたよ。むこうでは,“がらっぱ”といっているらしいのですが,何でもかっぱの渡来した地だとか(ホントか^ ^;)。かっぱのマスク(コスプレ?!)をして,やる気なさそーに駅弁を売っているお兄さんが印象的でした(近く,『写真工房』の方にその時の写真をアップするから待っててね)。その後は,鈍行で一路西鹿児島を目指したワケですが,列車がそれなりに趣深かったのが,せめてもの救いでしたね(もしかしたらローカルネタかもしれないけど,“さつま白波”のCMに出てくる列車みたいでした)。鹿児島に着いてからは,この日は特に何もなかったので以下省略〜。止まったホテルがちょっとボロ…いや渋く,やたらと機械音で充満しているのが強烈でした(うるさくて,夜寝られない〜)。おまけに,“電波障害のため,TVはこれ以上鮮明に映りません”と書いてあったし…(先週止まったホテルに比べると,雲泥の差だな)。

23日,勤労感謝の日…だったようで。なんで,こーんな日に働かんとあかんのぢゃーというセルフ・ツッコミは置いといて(^ ^;),発表会場の鹿児島大学へ早朝から向かいました。前回の発表会場と違うのは,街中に大学があり,市電ですぐに行けるのがグーでしたね(路面電車ファンでもある拙者にとっては,たまらなかったです)。発表自体は,午前中にあったため,とっとと終わらせ,午後からは自由行動(って,遠足か^ ^;)。鹿児島県庁が結構キレいだということを聞いていたので,ちょっと見に行ってきました(確かに,ちょっとバブリーな建物だったかも)。最上階が展望台になっているということで,のぼってきましたが,桜島を一望でき,なかなかのロケーションでしたね(まぁ,大量の火山灰を吹き出した日にゃ,大変だろうけどね)。その後は,いちお“学会”参加者の本分,他の発表者の話も聞きてきましたよ。ちなみに,自分の発表のデキの方は,まあまあでしたね(可もなく不可もなくといった具合で)。割り当て時間が10分しかないので,ちと早口になってのは仕方がないでしょうな。夜は,懇親会には出ず(←参加費,高いンだも〜ん^ ^;),知り合いの先生たちと“薩摩”ラーメン食べました(それもまたどうかと思うケドね)。

24日,晴れ。実は,この日は小生の誕生日だったようで(^ ^;;),友だちからパースディメールをもらって,あっそうかと思い出してしまいました(もっとも,バースディ割得が使えたから,学会後,格安でヒコーキに乗れたんだけどね)。ここ2週間,猛烈に忙しかったので,自分にすら構っている時間がなかったよーです。で,この日は学会2日目だったそォですが,午前中は堂々とエスケープ(汗)。だって,シンポジウム興味なかったんだもーん,と思わず自己フォロー(^ ^;)。鹿児島に来たからには,市電全路線制覇だろうーということで(←こういう発想が,他の人とズレているのかもしれないね),一日乗車券(600円)を購入後,飽きもせず端から端まで乗ってきましたよ。もっとも,単に乗るだけではおもろないので,終点では一旦下車して,近くの美術館見学など,それっぽい自己文化活動(←そんな言い方あるか〜^ ^;;)もそれなりに。その後は,港のそばの電停まで引き返し,勢いに任して桜島にもレッツゴー。しかし,驚いたのは,桜島行きのフェリーって,24時間就航らしいですよ。15分足らずでつくのだけど,それでも終日動かしているとはすごいなー(平日は10〜15分ヘッド,夜間は1時間毎になるらしいです)。どこに行こうとは考えず,行けば何とかなるという直感型行動が今回に限ってはハマったようで,向こうの桟橋を降りると,1日2便の町営定期観光バスがちょうど下で待っていてくれたのです(それも,出発する直前で)。こりゃ乗らんともったいないなーということで,急遽乗車。これは,乗って正解でしたよー。正直,ここ(桜島)も,クルマがないとめぼしいところにはいけないんですわ。しかも,展望台までの道は,勾配&カーブが激しいし,ね。駆け込みツアーの内容はといえば,まず展望台まで行き,その後島内一周といったものでした。ただ,3時間で5箇所の観光スポットで降ろされるものだから,忙しいことこの上ない(^ ^)。やっぱ,オレも日本人なんだなー,と思った昼下がり…だったかも。そうそう,バスガイドさん,年季もなかなか入っておられましたが,真のプロフェッショナルでした。すばらしい。あれだけの情報を少ない時間で盛り込めるとは,ほんと感動してしまいます。みなさんも,鹿児島に行く機会があったら,一度乗ってみてくださいな(って,別に観光バスの回し者じゃないけどねー^ ^;)。そうそう,バスにのったせいで,結果的に午後の学会をすべてすっぽかすことになってしまいましたが,それはなかったということで…(笑)。

25日。お仕事も終わり,いよいよGo to北海道の旅人モードに切り替え。あまり好きじゃないスーツを脱ぎ捨て,いつものあか抜けない(^ ^;)私服モードにちぇーんじあっぷ。10時過ぎのヒコーキで,羽田経由,15時過ぎに新千歳入りしました。ホントはね,JACが鹿児島−伊丹間を11月以降も運行してくれていたら,伊丹までYS(フライト時間は約2時間!)に乗って,それから新千歳を目指したのだけど,わずか3カ月でこの路線なくなっちゃったもんなぁ(ロットがJASに移管されたらしい)。もしくは,福岡までYSで戻って,それから新千歳までMD-81(いちおリアエンジンもそれなりに好き^ ^)に乗る手もあったのだけど,予約の競争率が激しかったらしく,コッチも取れませんでした。結果的に,行き帰りともに(羽田経由で)2度乗り継いだため,直行便に乗るよりは余計お金はかかってしまったけど,それでもバースディ割特様々です(何でもない時に,これだけの長距離路線は乗れないよ〜,学生だし)。新千歳からは,JRで移動して,札幌駅には夕方16時頃に到着。で,ここからが,この旅行最大のぴーんち! 駅をうろちょろ回っていると,やはり多少肌寒かったので,トランクから上着を一枚取り出そうと,待合い椅子に腰掛けたのです。セットアップ完了後,また駅構内をうろうろし始めたのですが,その時,何と肩にかけていたデジカメを,待合所に忘れてきたのですねー。しかも,ヨリによって研究室から預かったカメラをですよ〜。観光案内所を出て,初めて気づき,大急ぎで鉄道警察や拾得物預かり所を回ったわけですが,さすがにその時は顔面蒼白で,おまけに寒風の中を冷や汗ダラダラ(^ ^;;;)。幸いにも,親切なお方がすぐに届けてくださったようで,最悪の事態は避けられましたが,あのとき出てこなかったらどうしようかと思いましたよ(自分のカメラなら諦めもつくけど,預かりモノだったからね)。
おかげで,この日予定していた丘珠空港見学も出来ぬまま,しょーがないので札幌市内の目抜き通りを歩いてきました。しかし,何というか,コチラはクリスマスモード全開ですな。鹿児島から来たから,特にその落差が大きかったっす(鹿児島では,昼間はまだ半分夏の日射しだったからね)。この時は,雪は降っておらず,予期していたよりも寒くはなかったので,観光するにはちょうどよかったですね。ちなみに,札幌時計台や,クリスマスのイルミネーションを気合い入れて飾っている通り(公園?!)などを回ってきました。ただねぇ,きらびやかなのは十分分かったケド,やはりあの地はヒトリでいくところぢゃないですなー(本意はお察しを^ ^;)。まぁ,でも“札幌”ラーメンも食べたことだし,一人旅とはいえ,満腹満足(鹿児島でも“薩摩”ラーメン食べたし)。その後は,特急“利尻”がやってくるまで,数時間ぼーっと駅構内で時間をつぶしました。
23時過ぎ。いよいよ,稚内行きの夜行列車が到着(もちディーゼルよ)。この手の“特別特急”は初めてでしたね。さすがに列車だけあって,前の席とのピッチは結構あったけど,最初は満席でなかなか寝付けなかったっす(ケチって寝台取らなかったし^ ^)。同じく23時発の,釧路行き特急“まりも”と同時出発だったので,途中まで併走していたのがミョーにかっこよかったですな(一瞬999とカブって見えた^ ^;)。

26日,最終日。列車は,あちこちの駅を経由しながら,6時ちょうど稚内到着。
まず,驚いたのは,「窓に氷が張ってる〜」。降りると,もォ尋常ぢゃない寒さ。同じ北海道でも札幌とは別格ですな。すぐに,持ってきた最高レベルの防寒装備に切り替え,稚内駅の待合室へ。外はまだ真っ暗。何も考えずに来てしまったが,どこへ行けばいいのやら〜といった感じ。試しに外に出てみると,道は凍り付いているし(←実際,思いっきり転んでしまった^ ^;;),吹雪いている〜。
おまけに,民宿“さいはて”という看板が目に入るし〜(ホントに最果てってコトを認めているんだね)。7時まで待って,駅構内の立ち食いそば屋で朝食(ただし,おにぎり)を取り,最北記念の記念乗車券を買って,駅を一旦後にしました。目指すは,ノシャップ岬。帰りのヒコーキを考えると,宗谷岬に行くほどの時間はなかったので,近場の岬を目指すことにしたのですが,乗った路線バスの行き先“ノシャップ岬”…そのまんまですな。終点まで乗って,運転士の方に岬までの道を聞き,極寒の中行ってきましたよ。面白いのは,この一帯は,“ノシャップ1丁目”といったように,そのまま町名がついているんですね。歩いて5分ほどで,荒海が眼前に現れました。まさに,演歌のタイトルバック的世界。
「男の〜」とか,字幕が現れるんじゃないかと思ってしまいましたよ。早朝,7時半。若い男がひとり,冬(いちおギリギリ晩秋らしいが)のオホーツク海を眺む…どう見ても“ヘンタイ”だー(笑)。実際,自殺者と勘違いされたか,僕の後方に車を止め,じっとこちらを見ている人がおりました(^ ^;)。あんな,鬼寒なところぢゃシネないって。で,10分いるのがもう限界で,その後はバス停まで引き返し。そばに,ノシャップ水族館とかありましたが,この時期は開いていたのかなー。帰りのバスは,ちょうど通学時間に当たったらしく,小学生・中学生やらがドシドシ乗ってきました。さすがに,これだけ寒かったら,バス通学も認めているのね(意外だなーと思ったのは,地元の人もみんな寒がっていました)。駅前で下車。そのまま戻っても,10時前の空港連絡バスまで待たないといけないので,ちょっと近所を散策(というより,我慢大会かも^ ^;)してきました。面白いことに,商店街の看板には,日本語以外にロシア語でも表記されているんですよー。一瞬,ホントにここは日本か?!と思ってしまいましたね。それだけ,あちらの船員の方がやってくるということでしょうな。その後は,結局寒さに耐えかねて,バスターミナルでぼーっと時間を過ごしました(列車の中ではあまり寝られなかったので,かーなり眠かったっす)。9時50分頃,いよいよ,連絡バス到着。稚内空港はバスで30分ほどだったので,思ったより近かったですが,はっきり言って周りはなにもありましぇん。原野です。荒野です。ある意味,とてつもなく素晴らしい環境でしたね。バスは飛行機の出発時間をみて来るので,向こうではあまりゆっくりする時間もありませんでした。で,いよいよ極寒の中,YSに搭乗。北海道でコイツに乗るのが今回の旅の目的のひとつだったわけですが,雪の中では特に映えるね>YS。力強くテイクオフしてくれました。幸運にも,最前列の窓側席(1D)が取れたので,これでもかーというぐらい写真取ってきましたよ〜(これも近日中に公開するから待っててね)。おまけに,となりの席は空いていたし(CAの方に,「最前列は荷物が置けないから,カバンを空席において,ベルトを掛けてください」と言われてしまった)。1時間ほどのフライトで札幌丘珠に到着。ダートエンジン(+プロペラブレード)が唸りまくりで,機内アナウンスがほとんど聞き取れませんでした(あれって,聞き取れる人いるのかな〜)。下界はずーっと雲がはっていて,北海道の大地をあまり見られなかったけど,YSの聖地(?!)丘珠まで,乗る機会を得られて本当によかったです。できることなら,これからももっと飛んで欲しかったけどね(YSがご存命なのもあと2・3年…)。そういった感じで札幌を後にし,羽田経由で,夜19時過ぎ福岡着。最後にCAの方がバースディカードを持ってきてくれたのが,なかなか粋な計らいでしたね。以上,総飛行距離2316マイル(推定)の南北横断ドタバタ旅行記でした。

Posted by 神海 螢 / コウミ ケイ at 2001年11月30日(金) 21時00分   コメント ( 0 )

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