三省堂『新明解国語辞典』【リンク】（愛称“新解さん”）購入。この辞書については，これまであまり詳しく知らなかったのけど，一部に熱狂的なファンがいるらしいですね。聞くどころによれば，「編集者の主観バリバリの辞書」なんだとか。早速引いてみました。
ワープ：［SFで，宇宙船が］宇宙空間のひずみを利用して超高速飛行をすること。［広義では，（心が）時間・空間を越えて瞬間的に移動する意にも用いられる。例，「本堂に向かって手を合わせ，歌をくちずさむと，心は平安朝に??する」］説明は妥当なものの，何だか例文が何だか不思議な感じ。そう，この辞書は，やたら実感（？）あふれる例文が出てくる書だったのです。例えば他にも，『しゃれ』の項で，「ずぶぬれになった彼を見て，“水もしたたる好い男”などと言っても??にもならない」と，シャレを洒落で実践しているし（そして滑ってる^ ^;;）。この辞書の面白い用例については，いろんなサイト【リンク】で語られているので，興味があったら探してみてくださいー。ちなみに，小生のお気に入りは…悪妻：第三者から「わるいつま」と目される女性。［当の夫は案外気にしていないことが多い］←→良妻何だか，ひとこと多い辞書ですなー（ま，“悪妻”云々に関して言えば，僕の知るところではナイですが^ ^;）。