国産旅客機YS-11の国内民間航路からの引退が9月30日と迫り，YS関連のイベントも盛んなよーですが，そんな折，4ヵ月ぶりに乗ってきました。今回搭乗した路線は，福岡−徳島。何でも9月末までの毎月11日にYSへ乗ると特別な搭乗証明書がもえらると聞きつけ，ちょうど週末が11日になる6月を狙って飛んできたのですね〜（^ ^;）。そんなわけで，新幹線なら2時間ちょっとで博多−姫路間を移動できるところを，5時間かけて福岡空港−徳島空港−連絡バス（松茂乗り換え）−高速バス（淡路島経由）−舞子−姫路というルートで帰ってきた次第です。

福岡空港の展望デッキにて。いつの間にか改装されていましたねー。ただ，以前と同様，アクリルで前面展望を被ってしまっているため，撮影には不適！　鹿児島や伊丹を見習ってくれ〜（笑）。

折り返し松山行きになると思われるYSがやって来ました。“ありがとう日本の翼”の塗装が見えますね。

ローカル線オンリーの福岡空港第1ターミナル。後からできた第2・3ターミナルに比べて，古っちいビルヂングです（苦笑）。

いよいよ搭乗開始。ボーディングブリッジを使わずとことこ歩いていくのも一興ですな。

YSが二機駐機中。いまとなってはこの光景も貴重だね。

松山行きの僚機を横目に，徳島便へ搭乗。ちょっと前までは，2機のYSの出発時刻がよく重なってしまい，グランドホステスが「こちらは○○行きです」と案内していたものでした。
2006年9月14日修正：退役間際の9月になっても，ほぼ同時刻の二機並列搭乗の様子は見られました（^ ^;）。

同業者諸氏も，乗る前から撮影モードのご様子。地上スタッフが「定時出発にご協力くださいー」と何度も言っていました（ボクはすぐ乗りましたよ^ ^;;）。

今回の機材JA8768は，僕が最初に乗ったYSでもあります。コイツに当たったのは今回で3度目かな。

機内の広告ポスターも最終モードのようで。

相変わらず大量に積んであるエチケット袋と，珍しくドリンクサービスがあったので撮ってみた一枚。

“特別版”搭乗証明書。でも，いつ・どの路線に乗ったかはジブンで書いてねー，ということみたい（スタンプでもいいので日付を押してくれていたらなぁ^ ^;）。あっちなみに，5月11日に乗った人には特製YS扇子も配られたようですが，6月はザンネンながらなかったです。

曇り空の中をテイクオフ（注：シートベルトサインが消えてから撮影しています）。

瀬戸内の島々がみえてきました。

四国上空にさしかかり，次第に高度を下げていきます。

ちょっと分かりにくいけど，高松空港の上空。高松空港に隣接する公園“さぬきこどもの国”には，ANKで使われていたYSが静態保存されていたりもします。

定刻より20分ほど遅れて徳島空港へ到着。

最後に展望デッキから撮ってみる。徳島空港のデッキも柵で被われていて，正直撮影しづらいですな。

YSも引退まで4ヵ月を切ってしまいましたが，無事勤め上げ，花道を飾ってほしいものです。僕もできればあと1・2回乗って，最後の勇姿を撮り納められたらなぁ，なんて思う所存で（^ ^;）。