2006年02月18日(土)
旧万世橋駅遺構を見学してきました [フォトログ*鉄道]
今年の5月14日に閉館予定の交通博物館で開催中の旧万世橋駅遺構特別公開に行ってきました。万世橋駅とは,今の交通博物館のある場所にかつて存在した,中央線の旧ターミナル駅なのですね。交通博物館が駅の跡に作られたというのは以前から知っていたけど,これまで駅跡を見学することはできなかったので,実際にどんなものだったのかを知る機会はあまりありませんでした。それが,閉館までの期間限定で公開(※要予約)されるとのことなので,ちょっと見てきた次第です。
JR秋葉原駅電気街口から徒歩三分ぐらい(?)。万世橋を渡ったすぐそこが交通博物館。
博物館正面では,0系新幹線とD51の切り身がお出迎え(笑)。
館内の休憩室に残る旧万世橋駅の遺構(特に説明はないけど,こちらの記事によるとホームへと続く階段の一部だったらしい)。ここは普通に見られます。
遺構内部へツアー開始。アーチの部分はライトアップされています。
見えない部分もちゃんとさび止めペイントされているのね。
屋根の下は展示室に当たるのかな。
新旧入り交じった不思議な遺構内部。
旧万世橋ホームへと続く階段。“まんせいばし”と書かれたホーローはきっとレプリカ。
戦時中の金属供出により,階段の滑り止めが取り外されてしまったそうです。
万世橋駅のホーム跡を中央線の列車が疾走。駅名標をわざわざ再現するとは,芸が細かいね。
交通博物館には,鉄道に限らず自動車・船・飛行機などを含め,貴重な展示物が多数展示されています。見学していると,博物館側の乗り物に対する“愛”が感じられますね。移転後は,鉄道以外の展示物は基本的に置かないらしいけど,倉庫に納めてしまうのはあまりにもったいないので,どこか他の博物館が引き取って展示してくれないかなーと思います。
Posted by 神海 螢 / コウミ ケイ at 2006年02月18日(土) 20時37分 コメント ( 0 )