2007年01月06日(土)
できるだけ山陰本線回りで帰ってみる旅 [フォトログ*鉄道]
※この記事は2007年4月14日に作成しましたが,便宜上,撮影日を基準にタイムスタンプを振っています。
その昔,大阪−博多間を山陰本線回りで半日かけて走破する特急まつかぜなる列車がありました。鳥取〜米子/益田間に短縮されてしまったものの,スーパーまつかぜに名を変え,高速化された山陰路をキハ187系気動車でいまも疾走しております。ただ,特急いそかぜが2年ほど前に廃止されてしまったため,山陰本線全体でみると,益田〜下関間は在来線特急が全くなくなってしまったのですねー。そこで,今回はできるだけ山陰本線を使い,実家(博多)から自宅(姫路)へと帰ってみました。
本当は下関〜益田間も山陰本線回りにしたかったのだけど,閑散路線につき,仕方なく新山口まで新幹線で移動。所要時間37分とは,新幹線ってホンマに速いわ(笑)。
何だか重厚な時刻表〜。SLやまぐち号がここから津和野まで走るので,クラシックな外観にしているのでしょう。ちなみに,鳥取まで走破する特急は,スーパーおき3〜5号の1.5往復のみ。あとは,米子でスーパーまつかぜに接続する形ですね。
チープな高速気動車キハ187系スーパーおきに乗車します。たしかに気動車にしては立派な加速で振り子もついているけど,スーパーはくとなどと比べると全体のグレード感が…。
山口線内は振り子が働かず,速度も遅め。
益田から息を吹き返したように快走し始めます。ちなみに,写真に写っているのは,停車駅の三保三隅駅。みどりの窓口もない閑散駅なのに,どうして止まるのかしら(^ ^;)。
冬の日本海。荒れてますな〜。翌日は雪も降ったのだそうで。
三江線の直通列車と行き違い。相手はキハ120のミニ気動車。
所々晴れ間も見えたけど,冬の山陰はおおむねこんな空模様なのでしょうね。
出雲市駅近辺でおねんね中のサンライズ出雲の車両。もう2時間もすれば,東京へ出発です。
去年の秋も来たことのある宍道駅。ホームには木次線方面のキハ120が停車中。
といった具合に,日が暮れた頃鳥取に着きました。新山口からの所要時間は約5時間半! 始発から終点まで乗るヤツなんて滅多にいないンだろうな〜(新幹線で岡山まで乗り,伯備線に乗り換えた方が2時間は速いからね^ ^;)。で,旅はここで終わったワケじゃなく,鳥取で特急スーパーはくとに乗り換え,夜9時前によーやく自宅へと帰り着いたのでした。今回のルートだと,博多〜姫路間おおむね8時間半ナリ。船よりは速いかな(笑)。
Posted by 神海 螢 / コウミ ケイ at 2007年01月06日(土) 21時00分 コメント ( 0 )