2008年11月29日(土)
黄昏の別府ワンダーラクテンチ [フォトログ*鉄道]
寝台特急富士・はやぶさ号を堪能した跡は,11月30日で休園することになった別府の遊園地別府ワンダーラクテンチ(旧称別府ケーブルラクテンチ)に足を伸ばしました。なんでいい年をした大人が一人で遊園地に向かったかというと,ワンダーラクテンチには鋼索鉄道として認可されているケーブルカー“別府ラクテンチケーブル線”があるからなんですね−。そのため国内の全鉄道の制覇を目指す乗りつぶしerにとっては,恥を忍んで乗りに行かないといけない難関でもあるワケです(苦笑)。そこで,昭和の遊園地の雰囲気漂うラクテンチの様子を目に焼き付けるべく訪問してきました。
ワンダーラクテンチは別府駅からバスで15分ほどのところにあります。
遊具はすべて山の上にありますが,入園料とケーブルカーの運賃がセットになっており,かつ入口のゲートが麓側にあるため,入場せずにケーブルカーだけ乗って引き返すことはできないのですねー。
昭和4年開業の国内最古のケーブルカーだとか。
遊園地の運営会社が変わってから設置されたと思われる二連式観覧車。
洞の中に創業者の胸像が。
ワンダーラクテンチの名物「あひる競走」。どのアヒルが勝つかを当てるとオリジナルのハンカチがもらえます。
曇っていたこともあるけど,あまりにサミシイ園内。遊具の半分は使用できず,残りは客が来たときだけ動かすようになっていました…。
最終日は地元のプロレス団体の興行があったようですね。
小動物が飼われていました。ロバも休園を知ってかなんだか哀しげな顔。昔はゾウなどもいたようです。
園内で営業している数少ないレストラン。何とも言えないあやしげ雰囲気を醸していますな(笑)。
こちらのレストランは営業していませんでした。
園内を横断する吊り橋。有料(100円)だけど,別府市内がよく見渡せます。
帰りのケーブルカーを待つ。ここも華やかし時代があったのだろうなぁ…。
途中で上りのケーブルカーと離合(交換)します。
ケープルカーは休園後もメンテナンスのために1日1回は動かすと,運転士の方がおっしゃっていました。
経営的にはキビシイと思いますが,ワンダーラクテンチは桜の名所として知られているので,何とか春までには再開にこぎ着けてほしいですね。
Posted by 神海 螢 / コウミ ケイ at 2008年11月29日(土) 21時00分 コメント ( 0 )