今年の春に北九州市の門司港レトロ地区に平成筑豊鉄道門司港レトロ観光線（愛称「やまぎんレトロライン」）が“開業”し，九州の鉄道に乗り残しの区間が発生したため，福岡の実家に帰るついでに皿倉山の帆柱ケーブルと合わせて乗ってきた次第デス。

レトロを前面に出しているJR門司港駅。しかし，シティバンクの広告は合っていないような…。

なんとなんと今年の春に引退した寝台特急はやぶさ号がホームに止まっているではないか〜。一瞬，目を疑いましたよ（そもそもはやぶさ号が現役の頃は門司港駅には止まらなかったし）。どうやら，イベントで復活運転をさっそくやっていたようです。JR九州…いつまで引っ張るんだよー（笑）。なお，機関車にはヘッドマークは掲げられていませんでした。

そして本来の目的である門司港レトロ観光線の駅（九州鉄道記念館駅）に向かう。ホームにはトロッコ列車「潮風号」がお出迎え。

10分ほどで終点関門海峡めかり駅に到着。九州最北端の駅のようで。
駅そばの公園には関門トンネルで使われていた電気機関車（EF30形）と旧型客車（オハ35系）が静態展示されていました。

向こうは本州（下関），こちらは九州。こうやってみると関門海峡は狭いね−。

ところ変わって今度は帆柱ケーブルの山麓駅 。八幡駅から歩くと結構な勾配があって汗だくになってしまった（^ ^;）。

まるでLRTのような外観のケーブルカー。車両は2001年に更新されたスイス製。

5分ほどで山上駅に到着し，ここからはスロープカーに乗り換え。車両は最近急増中の嘉穂製作所製（これは厳密には鉄道扱いにはならないんだけどね）。

皿倉山山頂に到着。ケーブルカー＆スロープカーだと10分足らずで到着するけど，徒歩だと2時間ぐらいかかるらしい。山頂は放送局の送信塔が密集していますね。

やや霞んでいるけど，北九州市内を一望。

そしてケーブルカーで麓に降り，帰りはシャトルバスで八幡駅へ戻る（行きは歩いてバテたもので^ ^;）。

八幡駅は2階以上がすべて立体駐車場になっていますな。駅のホームからも，先ほど登った皿倉山が確認できました。