2011年08月14日(日)
MacBook Air 11インチ(Mid 2011)のベンチとか [Mac&あぽー]
マイ手元に2011モデルのまくぶくえあが届いてから早2週間。当初は移行アシスタントを使ってSnow Leopard環境からデータを引き継いだのだけど,いろいろとゴミも巻き上げてマイグレートされてしまったため,結局クリーンインストールし直し,アプリを個別に再インスコすることになってしまいますた。おまけにFileVault2でMacボリューム全体を暗号化した後,BootCampにWindows 7を入れて何度かMac←→Win間を行ったり来たりしていると,突然Mac側の暗号化ボリュームから起動できなくなってしまったではありませンか〜(苦笑)。FileVault2をONにすると,通常は電源を入れた直後にユーザーパスワードを聞いてくるのだけど,起動不可の状態になった時はパスワード入力画面に切り替わらず,Appleマークの下のギアアイコンがひたすら回った挙げ句,進入禁止マークが現れてしまったのですな。この時はちーと焦りましたゼ(^ ^;)。何せボリューム全体が暗号化されているので,ヘタしたらSSDごと交換かと思ってしまいましたよぉ。結局,command+R同時押しでリカバリーモードを起動し,ディスクユーティリティを立ち上げ,「暗号化を切にする」ことでなきを得たケドね。本モデルからインストールDVDも同梱されなり,インターネット経由でシステムをリカバリする方式になったけど,それはそれでクラウド時代の方向性を示しているとは思うものの,こういうときに物理メディアがないのはちーと不安になりますな(その後,USBメモリにリカバリシステムを作る純正ツールがリリースされたけどね…参考)。
さて,前回は前モデルと新モデルの外観を比べてみたけど,Late 2010をドナドナする(=下取りに出す)前にベンチマーク等を取ってみたので,簡単に比較してみます。
バッテリー容量
coconutBatteryで測定。
はい,容量はまったく変わっておりませんね〜。両モデルとも,開封後直後に測定したのだけど,2011モデルの方は計測時点ですでに(製造から?)21週間経過と表示されているのがすこし気になったかな。
CPU・メモリ性能
お次は,Geekbench。まだレジストしていないので,32ビットモードでの比較デス。Core2 DuoからCore i7に切り替わっただだけあって,どのスコアも2倍以上の伸びですな。メモリ帯域に至っては3倍以上向上しているし。
ディスク
続いてXbenchでテスト。Mid 2011ではナゼかスレッドテストが計測できなかったので,ディスク性能だけをピックアップしました。充分に高速なLate 2010と比べても,シーケンシャル・ランダムアクセスの両方でMid 2011が勝っています。もっともここまで来ると体感できるほどの差はないケドね(ちなみに新モデルのストレージの型番は“SM256C”だった)。
Windows エクスペリエンス インデックス
最後はBootCampで起動したWindows 7 Professionalのエクスペリエンス インデックスのスコア。一番低いサブスコアが4.6から5.8に改善していました。ただ,グラフィックスに関していうと,前モデルでは独立したチップ(Nvidia GeForce 320M)だったのが,CPU内蔵型(Intel HD Graphics 3000)になったので,数値上は若干性能が落ちているというハナシもあったり。もっとも,今回はCPUのスペック向上がめざましいので,結果的に相当足回りは速くなっているケドね。
以上,ダラダラなベンチマークレポートでした(^ ^;)。
Posted by 神海 螢 / コウミ ケイ at 2011年08月14日(日) 19時25分 コメント ( 0 )