2011年10月23日(日)
トラックパッドの配置はキーボードの下が一番しっくりきますな [Mac&あぽー]
OS X Lionになってからポインティングデバイスのスタンダードがマウスからトラックパッドに移った感があり,(トラックパッドの)マルチタッチでしか呼び出せないアクションも追加されたため,マウスからApple純正のMagic Tackpadへ乗り換えようとここ数週間アレコレ試していたのですねー。Magic TrackpadはApple製キーボード(Wireless Keyboard)と縦幅を合わせているため,キーボードの左右に置くとデザイン上はピッタリ合うのだけど,この配置だと如何せん使いにくいっ。キーボードの小指がMagic Trackpadに当たってつい誤操作をしてしまうのデス。おまけにカーソルを移動するたびにホームポジションから手を動かす必要があり,マウスでは気にならなかった手首の移動が妙に気になるのですよぉ。トラックパッドが独立しているので,左利きな人には自由な位置に置けて好都合かも知れないケド,個人的には左右いずれに並べてみてもなっかなかしっくりこなかったのですな。MacBook Proをはじめとするノートパソコンでは通常ポインティングデバイスはキーボードの下方向に配置されているので,やっぱりこの位置が理にかなっているのかなと思うも,Magic Trackpadには傾斜がかかっているので,単純にWireless Keyboardの下方向に置くわけにもいかなかったのですね(キーボードの最下段よりもMagic Trackpadの上部の方が高くなるため,トラックパッドをキーボードの下に置くとキー操作が非常にやりづらくなる)。いずれAppleが純正のトラックパッド内蔵型外付けキーボードを出してくるような気もするのだけど,今のところそのような気配が無いのでかわりに適当なアダプタがないか探したところ,同じことを考えている人が他にもいるらしく,majesticという会社からCrispy Backboardなる製品がちょーどいいタイミングで販売されていたので思わず買ってしまいました。
この会社はFileMaker関連のソリューションを作っているデベロッパーで,以前FileMakerのカンファレンスで見かけたことがあったのだけど,こんなところでお目にかかるとは思いもしませんでした(笑)。で,注文から数日経って届いたのはこんな品。
見た目単なるアクリル板なのだけど(荷物の品名も「プラスチック板」だった^ ^ ),国内のプラスチック加工工場で製造しているらしく,中華モノだとありがちながたつきも無く実に良好な作りです。ただ,同梱されていたのは本体とゴム足だけで,納品書・領収書はおろかマニュアルも付属せず,一瞬(ゴム足を)どこには貼ればよいのか分からなかったものの,探したところホームページには掲載されていましたね(苦笑)。個人的には細長いゴム足の方はプラ板の足側よりもMagic Trackpadをはめ込むための切り抜きの側面に張った方が,トラックパッドと本体のクリアランスが縮まり安定して使いやすいかな,と思いました。
いや〜,なかなかいいです,コレ。個人差はあるかも知れないケド,この配置にすることでトラックパッドが劇的に使いやすくなった。また,副次的な効果としてパームレストの空間が生まれ,キーボードの傾斜がより付いたので,キータッチ感もさらにアップしましたよ。あまりにも具合がよかったので,シゴト用と実家用にさらに2個追加注文しようかと思ったところ,ザンネンながら23日現在在庫切れになっておりまする。どうやら今回は払底する直前に入手できたよーで。またそのうち入荷しそうなので,Magic Trackpadの使い勝手(というか置き場所)に馴染めない方は,一度試してみてはいかがでしょうか。
Posted by 神海 螢 / コウミ ケイ at 2011年10月23日(日) 20時17分 コメント ( 0 )