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2013年08月23日(金)

VMware FusionのMountain Lion仮想環境にFileMaker Server 12を入れようとして手こずった [Mac鯖管理]

VMware Fusion 5上で仮想化したOS X 10.8(Mountain Lion)にFileMaker Server 12をインストールしたところJava 7が必要と言われ,公式サイトからJREを落としていれたものの,FileMaker Serverの管理コンソール(Admin Console)を立ち上げるたびにアプリがクラッシュしてしまうのですねー。またシステム環境設定の“Java”を開こうにも,

「libjvm.dylib プラグインの使用中に Javaコントロール・パネル が予期しない理由で終了しました。」

といったエラーダイアログが表示され,コンパネ自体開けない始末。FileMaker Server 11は,Java 6でも動くのでとりあえずAppleが提供(メンテ)しているJavaを入れて,こちらの情報を参考に Web Start機能を有効化すれば(たぶん問題なく)動作するのだけど,仮想化したMountain Lion上にFMS 12を入れると,Java 6ではうまく動かないようなんですねぇ(管理コンソールの立ち上げ時に最新版のJavaのインストールを求められる)。仕方なくOracleのJava 7をOS X 10.8仮想環境に入れてみたところ,今度はFileMakerの管理コンソールを立ち上げる度に上記のエラーメッセージが表示され,アプリが落ちてしまう始末。そんなこんなで四苦八苦した挙げ句,OS Xの仮想環境上でFileMaker Server 12を動かすのは無理なのかな,と半ばあきらめていたところ,偶然VMwareの公式サイト(のディスカッションページ?)で関係のありそうな情報を見つけました。

どうやら,VMware Fusion 5のOS X向けドライバがOpenGLのハードウェアアクセラレーション機能のエミュレーションに対応していないらしく,仮想環境内で当該機能を呼び出そうとすると例外が発生するようなのですね。その対策として,上記のページではこれらの例外を回避するパッチが配布されていたので当ててみたところ,おぉFMS 12の管理コンソールもJavaのシステム環境設定も立ち上がるではないか〜。短時間試した限り,パッチ適用後はVMware Fusion 5のMountain Lion仮想環境上でも FileMaker Server 12は動作するようでした(仮想環境上のSnow Leopard Server + FMS11の組み合わせは一応動作することを以前確認済)。

…たぶんFileMaker社は仮想環境上での動作はサポートしていないと思うけど,いちお動作報告ということでメモをしたためた次第〜。もちろん参考にされる方は,at your own riskということでヨロシク。

Posted by 神海 螢 / コウミ ケイ at 2013年08月23日(金) 19時59分   コメント ( 0 )

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