2006年08月26日(土)
餘部鉄橋2006夏 [フォトログ*鉄道]
2007年春から掛け替え工事が始まる予定の餘部鉄橋(橋梁)に青春18きっぷを使って行ってきました。餘部鉄橋はJR山陰本線の鎧駅〜餘部駅間にある鉄橋で,明治時代に建設されたにもかかわらず,90年以上経った現在でも国内最大のトレッスル橋です。山陰の蒼い海に赤い橋梁が映え,観光客や鉄ちゃんの間でも人気のある橋だったのですが,強風のため冬場は渡れなくなることが多く,また海のそばで防錆処理が大変ということもあって,コンクリート橋に掛け替えることが決まってしまったのですね。そんなわけで,今のうちに餘部鉄橋の姿を目に焼きつけておかなくては,ということで,8月最後の週末,ちょっと遠出をしてきた次第です〜。
姫路駅を朝6時半に出る列車でスタート。播但線経由です。
寺前駅で,和田山連絡のキハ41に乗り換え。
和田山駅に到着。電化電化とアチコチに書かれているけど…。
昔の給水塔の建物が今でも残っていますねー。
豊岡駅着。ここで浜坂行きに乗り換えナリ。KTR(北近畿タンゴ鉄道)の特急タンゴエクスプローラーも止まっていました。
そしていよいよ餘部鉄橋へ。山並の中に突如現れる日本海が旅情をかき立てます。列車もここではスピードを落として走ってくれますね。
餘部駅到着っ。通過したことは何度かあるけど,降り立つのは今日がはじめて。普段は無人駅なのに,今日は駅員が3人もいましたよ(記念のオレンジカードを売ってた^ ^)。
ホームから鉄橋を眺める。壁画の絵は,戦後餘部駅を作ることになった際に建設に協力した住民達がモチーフみたい。
海のそばまで降りてみます。しかし,この駅の高いこと! 地上から駅まで5分って…。
下から鉄橋を見あげた絵。フレームに収まりませ〜ん(笑)。
臨時列車のあまるべロマン号(8月27日まで)が走り抜けます。指定券なしで乗れる快速扱いなので,18きっぷでもOK。太っ腹!>JR西。
デスクトップピクチャ(壁紙)のダウンロード [右:1600x1200]
通称「お立ち台」と呼ばれる,鉄橋を上から見下ろせる撮影ポイントへ移動。同業者の多いこと(苦笑)。
浜坂駅から戻ってきた快速あまるべロマン号→普通列車→特急はまかぜの順に撮影。人が多すぎて,いい位置から撮れませんでした(とイイワケ^ ^;)。
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最後に浜坂駅まで移動して,快速あまるべロマン号(キハ65)に乗車。イベント列車からか,ちょっと変わった雰囲気の車内です。
海側の席が取れなかったので,ザンネンながら鉄橋通過中は山側を撮影。
帰路の車内での一枚。和田山方面の列車に乗っていたとき,途中で待ち合わ停車があったのだけど,そのとき窓外に綺麗な虹がかかっていたので,思わずカメラを握ってしまいました。
秋には臨時で姫路〜浜坂間に急行列車も走り,餘部巡礼がさらにヒートアップしそうな予感です(現にバスツアーで来ていた人もいたし)。鉄橋を訪れた際には,慰霊碑にもぜひ一礼を。
Posted by 神海 螢 / コウミ ケイ at 2006年08月26日(土) 23時14分 コメント ( 0 )