2000年01月15日(土)
2000年01月15日の日記 [宇宙の底(旧サイトの日記)]
悲劇は突然訪れた…いつものように学校から帰宅後,メールチェックをしていると,突然画面がちらつき,数秒後にパシャっと音を出して何も表示されなくなったのだ。慌ててディスプレイまわりのケープルをつなぎ直してみると,何とかもとの画面に戻ったものの何かおかしい。その日は異常を感じながらも使い続けたが,翌日になるとさらに状況は悪化した。起動後数秒で画面が消え,ディスプレイの端を叩くと再び映るようになるのだが,気を抜くとまたすぐに消えてしまうのである…まだ,1年と数ヶ月しか使っていないのにもう故障なのか?
さらに翌日すなわち今日であるが,以前PowerBook1400を使っていたとき相当お世話になったクイックガレージ【リンク】に純正ディスプレイ(Apple ColorSync Display)を持っていき見てもらうことに。しかし開口一番…「それはメインボートの故障でしょうね。修理となると,マルチスキャンだから東京に送るので,42,000円ぐらいかかるよ」…ガーン。一万ぐらいで修理できると高を括っていたが,予想以上の見積に,こりゃ買った方が安いわ。わずか保証期間が数ヶ月切れていただけで,この差とは…壊れるの早くない?…ってAppleに言いたいのだが,しょうがなく修理せずに戻ってきてしまった。その後,オヂの会社【リンク】から14inchディスプレイを借りてくるのと同時に,この際だから液晶にしてしまえー,とその購入費用をどこから捻出するかも考えずに,新たなディスプレイを注文してしまったのである。
帰宅後,代替機となる14inchディスプレイを,変換ケーブルのディップスイッチ設定に苦しみながら何とか接続,Starting on...…現れるは,下記の画面。
そこにある悲劇は,幾層にも重なったアイコンの山。640x480という私にとっては懐かしさを覚える解像度(5年前にPC-9821を使っていたときのデフォルト)に戻ったのと同時に,ついさっきまで使っていたディスプレイの1024x768平原に散らかしていたファイルが入りきらずに,レイヤーになってしまったのだ。まぁ,代替機があるだけでも,マシなんだろうけどね…
以上計算機にまつわる悲劇レポートでした。先立つものがない飢餓期(^ ^;)にいきなり故障とはまいりますねー。修理に使うお金って一番もったいないと思いませんか?地球の環境的には優しくないですが,計算機野郎にとっては,古いデバイスを直すよりは,新しいそれをさわる方に惹かれてしまうんですよ。
しかし,相応の計算機環境に慣れてしまうと,以前は満足していたマシン環境にはなかなか戻れないです,ハイ。一応,PowerBookもまだ持っているのですが,速度の方が画面サイズより優先してしまいました。それに,ノートの方に入っているデータは相当古く,デスクトップからシンクロするのがめんどくさかったということもあるんですけどね。
ちなみに上の写真は,今のスタジオとぅえいん第一開発部(笑)の図です。
…でも,なんやかんやいいながら,クラシックな環境にしばらくいるのもいい教訓になるかも知れません。今の環境になれると,以前の環境には戻れない,とね。
Posted by 神海 螢 / コウミ ケイ at 2000年01月15日(土) 21時00分 コメント ( 0 )