2003年06月07日(土)
2003年06月07日の日記 [宇宙の底(旧サイトの日記)]
書店で次回作の資料等を探していたとき,偶然『バロム・1』【リンク】の原作(文庫版)を見つけ,反射的に即買い。さすがに,先日書いた“ドン・ドラキュラ”に比べては知名度は上でしょうかー。ただ,1972年頃にテレビで放映された特撮ヒーロー番組の方はカルト的な語り種になっているけど(←なんか文章ちょっと変^ ^;),原作の方はあまり知られていないかも。ちなみに作者はなんとあのさいとうたかを先生。そうゴルゴ13の,ね。で,時代が時代なので,原作もズッコケかなー,と少し斜めに構えて読み始めたんだけど(←実写版の負の影響もあると思ふ^ ^;),これが予想以上にいい出来。劇画タッチなので,精緻な描写な分,思った以上に時代を感じ“させなかった”。つまり,今でも充分通用するかと。まぁ,絶対正義と絶対悪を謳っているところに,時代性というか単純に白黒を割り切れた時代の香りを感じるけど,それを差しおいても,読んで損はなかったね。ちなみに,原作の雰囲気としては,(デビルマン+漂流教室)÷2といったところでしょうか〜。
追記:こーゆーことを書いていると,「キミって戦隊ヒーローオタ?!」と思われるかも知れませんが,そーゆーシュミはないです(ウルトラマンも仮面ライダーもよく知らない)。私は単にマニアックなネタが好きなだけでして(^ ^)。
Posted by 神海 螢 / コウミ ケイ at 2003年06月07日(土) 21時00分 コメント ( 0 )