2004年11月27日(土)
2004年11月27日の日記 [宇宙の底(旧サイトの日記)]
『海自救難飛行艇の改造機,メーカーが輸出検討』(アサヒ・コム)。
「対潜哨戒機PS-1の対潜装備を外し,陸上離着陸能力を持たせた救難飛行艇US-1のエンジンを換装し,陸上からの離陸能力を持ったUS-1Aをグラスコックピット/6枚ペラ/与圧キャビン化した,US-1A改」(ウィキペディアより引用【リンク】)の海外セールスを検討中とのこと。なんですんなり売れないかというと,大元が自衛隊向けに開発していた哨戒機だったため,どうやら解釈によっては“兵器(軍用機)”として見なされ,武器輸出3原則に引っかかってしまうためなんですね。でも,これはどう考えても“兵器”じゃないでしょ。第一武装していないし(する余地もない),想定される用途としては山火事などの災害時に散水したり,島の急病人を搬送する機材ですよ〜。YSX計画もポシャってしまった今,メイドインジャパンとして輸出できるほぼ唯一の“飛行機”だろうから,早急にセールスする環境を整えるべきだと思うね(現に欲しがっているユーザもいるようだし)。
追記:しかし,US-1A“改”というネーミングは何とかならないものか(^ ^;)。
Posted by 神海 螢 / コウミ ケイ at 2004年11月27日(土) 21時00分 コメント ( 0 )