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スタジオとぅえいんは,テキストおよびヴィジュアルの両面からクリエイティヴなコンテンツを発信していきます

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神海 螢 / コウミ ケイ

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神海 螢 / コウミ ケイ

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2005年02月14日(月)

2005年02月14日の日記 [宇宙の底(旧サイトの日記)]

“劇場版AIR”【リンク】鑑賞。感想は…うう,コメントしづらい。映画は,同名タイトルのゲームを原作に,ヒロインのひとり観鈴のストーリー(と,一部神奈のストーリー)に特化した展開になっていました。ということは,他のヒロインを期待している人にとっては,ちょっと肩すかしをくらった感じになるかも知れないけど,原作も観鈴(の話)が中心なので,当然といえば当然なのかも。さて,印象としては…「原作よりははるかに分かりやすい。ただ,湧き上がってくるようなカタルシスはあまり感じなかった」といったところでしょうか。およそ1時間45分の尺に収めるため,ストーリー全体に無駄がなく,かつあっさりしすぎとも言えるぐらい簡略化されていたような気がしますね。また,一般受けしやすいようにか,極端な口癖や所作にみられるキャラクターの記号化は極力押さえられていたようでした(もちろん話の節々で,出てはきたけど)。観鈴自身が,フィールドワークという形で街の歴史をふり返る(=神奈たちの伝承をふり返る)というのは,ストーリーを明快にするためのグッドアイデアだったと思う一方,観鈴と神奈を直接対比しないことで生まれる(解釈の余地がある)抽象的な神秘性は薄らいでしまったようにも感じられました。それ故,原作を知っている身としては,見終わった後も,「あっ,もう終わりなのね(=カタルシスがあまりない)」といった,ちょっと拍子抜けする感は否めなかったですね。何というのかな…僕にとっての“AIR”という作品は,これまで触れてきたあらゆるメディアの中で,“最大”(級ではない)のインパクトがあったストーリーなので,どうしても最初に受けた衝撃と比較してしまうのでしょう。そのため,並のリメイクでは納得しない面はあるのでしょうね。もっとも,単一の作品と見れば,映画自体はよくできていたと思いますよ。絵も丁寧に書かれていたし,原作を知らなければ(たぶん)充分に感動でき,考えさせるくれる作品だと思います。

Posted by 神海 螢 / コウミ ケイ at 2005年02月14日(月) 21時00分   コメント ( 0 )

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