2000年09月30日(土)
JACでゆくYS-11の旅 高知編 [フォトログ*YS-11]
※このコンテンツは,2006年12月30日に旧サイトから移植したものです。記事の日付は,オリジナル版の公開日となります。
昨年9月に引き続き,もう一度NAMC YS-11に乗る機会を得ました。先日,NHKのプロジェクトXという番組で2週に渡りYS-11の開発に関する特集がされていたこともあって,また乗ってみたいと思ってたんですね〜。幸い(?!)なことに,福岡−高知間はジェット機が飛んでいない(※2000年9月現在)ため,選択肢もYSかSAABまたは前日に搭乗したJetstreamしかありませんでした。高知から福岡に行く客が少ないからなのか,私が乗った便はガラ空きで,20人ぐらいしかいなかった気がします。そうそう,私がスカイメイトを使えるのも,多分これが最後となるでしょう。
今回の機体は艤装が少し痛んでいたようで,前回のよりも若干古い感じがしました。さすがに30年も飛び続けていたら,こんな感じになってくるのでしょうね。でも,SAABなどと比べてもSTOL性能では上をいくYSがこのままなくなっていくのは本当に惜しいと思います。いまの日本には難しいだろうけど,もう一度国産旅客機をつくれないかなぁ…。
まいどおなじみのゲート前。
高知空港に到着したYS-11。
タラップまで地上を歩くようで。
油断すると60年代の旅行風景みたいに見えますなぁ。
正面から見ると,0系の新幹線に通ずるものがありますね。
タラップにやっと到着(JACのキャラクター“ルリー”くんが見えます)。
今回はプロペラ後方の席でした。
昔の列車に乗っているような雰囲気です。
違う角度から一枚。
“安全のしおり”の構成が前回乗ったときから変わっている。
ロールスロイス社謹製ダートエンジンがうなりをあげる。
やっぱり昔の写真みたい〜。
今回は席がちょっと悪かったですねぇ(視界の半分がエンジンユニットで隠れているし)。
九州に入ると雲が出てきました。
福岡空港に到着したYS-11を旅の最後に撮影。
Posted by 神海 螢 / コウミ ケイ at 2000年09月30日(土) 21時00分 コメント ( 0 )