2007年10月01日(月)
その翼が去ってから1年が経ち… [ひこーきな話題]
現在のところ唯一の国産旅客機YS-11が国内民間航路から引退してはや1年。ついこないだまで,イヤというぐらい聞こえていたダートエンジンの独特なノイズも,天空を駆る大きなプロペラも,今や焼き付いたまぶたの裏にしか見えませぬ(笑)。現役の頃飽きるぐらい乗ったこともあって,パセティックな気分は今や薄らいでいるものの,最近のボンちゃん(“爆撃手”という名前のメーカーね)のダメっぷりを見ていると,YSに取り付けて延命させるはずだったTCAS装着費用1億/機をケチってQ400を大量導入してしまったがために,安物買いの銭失い(?!)をしてしまったようにもみえるコミューター系エアラインが若干哀れに思われますな(外野の勝手な意見なのでマジレスせぬよう^ ^;;)。返す返すも惜しまれるのは,YSの製造を早々に打ち切ってしまったこと。あのまま作りづけていたら,今頃はきっとDHC-8以上の信頼性と高燃費を誇るターボプロップ機が出来ていただろうに。とまぁ無い物ねだりしても仕方ないので,いまはMRJに期待することにしませう(でもYS以来自主開発による旅客機製造から遠ざかっていたため,就航後のトラブル発生の比はきっとQ400の比じゃないと思うな〜)。
Posted by 神海 螢 / コウミ ケイ at 2007年10月01日(月) 22時01分 コメント ( 0 )