2008年07月20日(日)
iTunes 7.7の楽曲文字化けの傾向と対策 [Mac&あぽー]
iPhoneの発売と同時にメディアプレーヤー兼同期ソフトのiTunesも7.7にバージョンアップしました。iPhone対応以外に特に目立った新機能はないので,いつものように使っていたところ,文字化けした曲が次第に増殖してきたのです。iPhoneとのシンクロの際にiTunesが固まったことが何回かあり,その度に強制終了していたため,プレイリストが壊れたのかなと思い,Time Machineのバックアップから古いプレイリストを復元してみたりしたものの,文字化けは一向に解消せず。調べてみたところ,どうやらMP3形式の一部の曲で再生と同時に文字化けが起きてしまうことが判明しました。一応,以下の方法で回避できるみたいなので,メモっておきます。
1. 文字化けが起きた場合,楽曲の再生を止め,メニューバーから詳細>ID3 タグを変換... を選択
2. “文字列を変換”をチェックし,“ISO Laten-1 から ASCII へ”を選択後,『OK』ボタンをクリック
3. 文字化けがすべて解消したら,iTunesのライブラリ>ミュージック 上で“すべてを選択”し,もう一度メニューバーから詳細>ID3 タグを変換... を選択
4. “ID3 タグバージョン”をチェックし,“v2.4”を選択後,『OK』ボタンをクリック
これで,私の環境では再生時に文字化けしなくなくなりました。ただし,Appleからは公式アナウンスがないので,この方法で本当によいのかは分かりません。ゆえに,試される方はAt your own riskということで〜。
追記:iTunesは時々致命的なバグ(なのか仕様なのか)が炸裂するね。古くは,インストール時にパーティションを切ったボリュームのデータを根こそぎ削除したり(ソース),最近もジャンルの強制書き換えといったことがあったし。あぽーが絶好調なのはよく分かるけど,リリースするソフトウェアのクオリティをもう少し高めて欲しいものです。
Posted by 神海 螢 / コウミ ケイ at 2008年07月20日(日) 16時25分 コメント ( 4 )
コメント
うはは、むやみにバージョンアップはしない方が良さそうだねw
うちもiTunesがすごい重くなる事あるけど、基本ipod同期にしか使ってないから特に気にはならないかな。まあstoreにもっと曲は増やして欲しいけど。。。オルゴール曲なんかそうそう要らないし。
ども。暑いですな〜。
iTunesは時々デッカイ爆弾を抱えていることがあるので,ヒトバシラーの報告を待ってからアップデートするのが吉かも。
iTunes Storeは確かにもっとラインナップを充実させてほしいところだね。もっとも,国内のレーベルの中には,iTunes Storeで楽曲を販売すると,(利益率の高い)着うたの販売に影響があると考えて,参入を控えているところもあるみたい。いつまでもガラパゴスではやっていけないのにね。
文字化けねぇ。中国語は化けていないみたいだが。
それより、同じアーティストの曲なのに、あたかも別のアーティストであるかのように分類されてしまうのが困る。iTune Storeが余計なことをしているように思うのだが、いかが。
コメントありがとうございます。
AACは大丈夫なようです。また,MP3もID3タグがはじめから2.4になっていれば文字化けしない模様です。
同じアーティストが同一のものとして認識されない問題ですが,ファイルに書き込まれているアーティスト名の標記に微妙なブレがあるか,もしくは“コンピレーション”にチェックが入っていて“様々なアーティスト(Various Artists)”に分類されている可能性もありそうですね。