• JR西日本，新型気動車「キハ122」「キハ127」導入（マイコミジャーナル）
• 新型車両は赤とんぼをイメージ　姫新線，来春導入（ｖ）

来春姫新線に新型車両が導入されることになり，概要が発表されていました。兵庫県が支援して高速化工事中の姫新線に新車を入れることは以前から知っていたけど，小型なキハ120形シリーズあたりでお茶を濁すのかと思いきや，新形式の車両を導入するとはなかなか気合が入っていますねー。数年前に山陰本線に入ったキハ121系・126系（←鳥取・島根県が導入支援）の俊足っぷりも気に入ってはいたものの，如何せん内装がチープでやたらエンジン音がうるさいことから，アレがそのまま姫新線に入るのはとどうかなー，と思っていたところでした。キハ122系（両運転台）・127系（型運転台）は，外観はアーバンネットワークを走る223系チックで，内装は1・2配列の転換クロスシート（125系っぽい？）らしく，なかなかグレードの高い車両になりそうです。今回は県や自治体の支援もあって，姫新線というローカル線に（比較的）ゴージャスな列車が投入されることになったけど，一方（JR西の）他の線区ではキハ120形みたいなちっこい気動車が単行で走っていたり，いまだにキハ52形のよーなクラシックな国鉄形気動車が運行されていることを考えれば，この落差はあんまりだよなぁとも思ってみたり。気動車に限らず電車でも，例えば広島地区の扱いは，関西と比べると雲泥の差だしね…（いまだに103系・115系が主力なんですよぉ。体質改善工事は行われているケドさ^ ^;）。まぁ，首都圏のようなほっといても客が乗ってくれるような路線ならいざ知らず，地方のローカル線は自治体がお金を出さない限り，鉄道会社は“よくて”現状維持しかできないのでしょうね…。

参考記事

• JR新型特急導入は公費でGO！山陰や北海道で成功（asahi.com）

特急車両の導入も，自治体支援が近年のローカル線区の常識になりつつある模様。北海道のキハ261系・281系・283系は国内最高レベルの気動車だと思うけど，西のキハ187系は特急にしてはなんとも安っぽい車体…。加速はすばらしいけどね（でもウルサい）。