• 「ぼったくり」と呼ばれ…JR最後の昼間急行が廃止へ（asahi.com）
• 消えゆく昼のJR急行　「つやま」来春廃止に惜しむ声（asahi.com）

遜色急行としてアク名高い（^ ^;）急行つやま号が来年春のダイヤ改正で姿を消すことになったとの話題。つやま号は，岡山から津山線経由で津山まで走破する“優等”列車なのだけど，普通列車と同じ車両かつ快速ことぶき号と所要時間に大差がない（5分程度早いだけ）にも関わらずちゃっかり急行料金730円を取ることもあって，以前から評判がよくなかったのですねー。それでも今まで生き長らえてきたのは，「急行でも優等列車が走る路線（駅）には格がある」という思いが沿線にはあったからなのでしょう。現在のつやま号は，元々津山線・因美線経由のルートで岡山と鳥取を結ぶ急行砂丘号として運行されていたけど，1997年に智頭急行線が開業してからは陰陽連絡線の“最速”ルートでなくなったため，正直この時点で役目を終えていたの知れません（※今でも“最短”ルートではあるものの，因美線の南半分は線路規格がよくないため，スピードを上げられないのです）。
東京発九州方面のブルトレが来年春に全廃されてしまうのはアチコチで報道されているので，すでに耳にしている人もそれなりにいると思うけど，急行つやま号の廃止に伴うJR昼行急行の消滅はあまり知られることなく歴史の中に埋もれていくのでしょうね…。

おまけ：急行つやま号の写真＠岡山駅（2006年2月26日撮影）
岡山駅のホームで何度か見かけたことはあったけど，実際に乗ったことはないのです