2009年01月18日(日)
FireWireは本当に過去の遺物なのか?! [Mac&あぽー]
MacBook Airに続き,新型MacBookからもFireWireポートが削られたことから,FireWire(IEEE 1394)の提唱者であったApple自身も周辺機器の接続規格をUSBに一本化していくように見えます。雑誌などの記事を読んでいると,「FireWireは時代遅れだから不要」「周辺機器の多くがUSBのみに対応しており,FireWireでないといけない理由が(ほとんど)ない」といった論調が大半を占めているのだけど,果たして本当にそうなのでしょうかねー。FireWireだとターゲットモードという機能が使えるので,Mac2台をFireWireケーブルでつなぎ,片方のマシンのキーボードの“T”を押しながら起動するだけで,もう一方のマシン上にディスクがマウントするので,さも外付HDのように利用することができるのです。この機能を使うと,データのコピーやディスクの復元が短時間で行えるため,大量のマシンを同じコンフィギュレーションでセットアップしないといけないときに重宝するのですよ〜(仕事柄よくやるので)。また,USBだとホストマシンに対して周辺機器をハブ経由で「ぶら下げる」ことしかできないけど,FireWireはハブ(正確にはリピータと呼ぶ)で分岐する以外に,周辺機器を数珠つなぎにして接続することができるため,機器の取り回しも柔軟に行えるのデス。他にも,SCSI規格をベースにしているためCPUの負荷がUSBよりも低く,実効速度も速いといったメリットあったけど,ケーブルやリピータが高かったり,数が出ないために同じ機能をもったUSB機器よりも割高になることから,結果的に価格競争で負けてしまったのでしょう…。最近のMacは初回起動時に「移行アシスタント」というソフトが旧マシンからのデータコピーを自動的に行ってくれるのだけど,最新のバージョンではFireWire接続に加え,ネットワーク経由のコピーにも対応したため,時間がかかることを除けば,一般ユーザーにはそれほど不利益はないとApple自身も考えているのでしょうね。まぁ私自身も,USBでターゲットモード的な使い方ができるのならば,FireWireに固執するつもりはないのだけど…。たた,Macっぽさを残すためにも,SCSI時代から受け継がれたターゲットモードがこのままフェードアウトしていくのは避けて欲しいものです。
Posted by 神海 螢 / コウミ ケイ at 2009年01月18日(日) 13時20分 コメント ( 0 )