2012年10月07日(日)
静岡県内未乗路線乗りつぶし〜大井川鐵道(その1) [フォトログ*鉄道]
昨日は,岳南鉄道・伊豆箱根鉄道駿豆線に乗車しましたが,今日は大井川鐵道の完乗を目指しマス。実は,大井川鐵道は1年前に乗りにいったのですが,あのときは直前に襲来した台風の影響で井川線の末端(接岨峡温泉〜井川間)が不通になったため,一部区間を乗り残してしまったのですねー。そこで,再訪した次第デス。
天竜浜名湖鉄道(天浜線)の起点でもある掛川駅。天浜線は2年前に乗車済なので,今回は立ち寄らず(^ ^;)。
ちなみに掛川駅は新幹線停車駅としては唯一の木造駅舎なのだとか。
掛川駅から2駅先の金谷駅で大井川本線に乗り換え。昨秋まではSLも金谷駅まで来ていましたが,新金谷駅に転車台が完成したため,金谷〜新金谷間は電車のみの運行です。
やってきたのは,元近鉄の16000系。
元特急列車だけあって,重厚な雰囲気。リクライニングはできないものの,小さなテーブル付きです。シートピッチが少々狭いのはご愛敬かな。
大井川沿いに走り始めると,徐々に晴れてきました。
千頭駅で井川線に乗り換え。こちらは,軌間こそ1067mmなものの,車両は軽便鉄道ほどの幅しかありません。
ほとんどの駅が秘境駅という魅惑の路線(笑)。
周囲にわずか4軒の家しかない土本駅。20年前に道路が開通するまでは,この地区の住民は井川線で生活物資を運んでいたのだとか。
珍しく人の気配がある奥泉駅。寸又峡温泉方面のバスが出ています。
アプトいちしろ駅でアプト式機関車を取り付け。隣の長島ダム駅までは,日本で唯一のラック式鉄道区間になります。
遙か下では,大井川の清水化バイパスのトンネル工事を行っている模様。トロッコで土砂を運び出すための線路が引かれています。
長島ダム駅でアプト式機関車を切り離し。
ダムの水位が下がる時期には,旧井川線の跡をみることができます。
前回乗れなかった接岨峡温泉〜井川間に突入。ともかくトンネルが多い!
2時間以上かけ,終点井川世駅に到着。1日4本しか列車がやってこないトップクラスの秘境駅。
実は線路自体はもう少し先の堂平駅というところまでつながっているそうです(貨物専用で現在は休止中)。
折り返し千頭行に乗車。
金谷駅で買った大井川ふるさと弁当。ヤマメの甘露煮も入っていて,見かけ以上にズッシリとしています。
後方展望を楽しみながら,山を下っていく。
奥大井湖上駅周辺。鉄橋の横は遊歩道になっており,駅で降りて歩くこともできます。
長島ダム駅からアプト区間に入る。真ん中にラックレールが見えますね。
システムの都合によりこれ以上写真を貼れないので,続きは次のエントリへどうぞ。
Posted by 神海 螢 / コウミ ケイ at 2012年10月07日(日) 21時00分 コメント ( 0 )