2011年09月23日(金) 秋分の日
大井川鐵道SL&アプト式列車に乗ってきた [フォトログ*鉄道]
静岡県の金谷と千頭・井川を結ぶ大井川鐵道(本線・井川線)を乗ってきました。大井川鐵道はSLの動態保存を行っていることで有名ですが,これまで金谷側に転車台(機関車を反転されるターンテーブル)がなかったため,千頭発の列車はSLが後ろ向きに取り付けて走行することでテツにはよく知られていたのですねー。ただ,一般的にはウケがよろしくなく見た目もカッコイイとは言えなかったので,新金谷駅に新たに転車台が設置され,SLのバック運転も10月6日で終了するが決まりました。そこで,バック運転が見納めになる前にちょっと足を伸ばして乗ってきた次第です。
JR金谷駅そばの大井川鐵道金谷駅。バック運転がなくなるのと同時に,SLは隣の新金谷駅発着となります(もちろん普通列車は金谷駅まで来るケド)。
千頭行のSLは正面を向いています(写真からは分からないけど)。客車も国鉄時代の旧型客車の雰囲気が色濃く残っており,実に味わい深いデス。
新金谷駅に設置された転車台。
ちなみに台風15号の影響により,一部の踏切が故障したため,所々に係員が経立っていました。
行き違い列車は元近鉄の車両。カラーもそのまま。
台風が去って間もないため,大井川の水量も上がっていましたね。
千頭駅着。連休初日ということもあり,観光客が多かったなぁ,と。
んでもって,井川線に乗り換え。営業路線としては日本で唯一のアプト式区間を有する登山鉄道です。
しかーし,先日の台風の影響により,接岨峡温泉−井川間が不通になっているではナイカ〜(道床が流されたらしい)。行けるところまで乗ってみたケド,また再訪決定ですな。
途中駅は秘境駅ばかり(笑)。完全に観光路線だからね。
途中のアプトいちしろ〜長島ダム間がラック式鉄道(アプト式)区間なので,機関車を列車後部に取り付け。90パーミルの勾配をゆっくりと登っていきます。
所々,ダムに沈んだ旧路線が顔をのぞかせたりも。
接岨峡温泉駅着。一本後列車で折り返す。ゲージは1067mmだけど,車幅は軽便鉄道並だね。
奥大井湖上駅で観光停車。
長島ダム駅にて。アプト区間を登ってくる列車が見えます。
千頭駅に戻り,帰りもSL乗車。千頭→金谷方面のSLは反対向きに取り付けられバック走行します。
…なので,先頭車に行けばこんな珍しい光景が見られてたり(10月6日までだけどね)。
金谷駅到着。列車はすぐに新金谷駅へと回送されていきました。
Posted by 神海 螢 / コウミ ケイ at 2011年09月23日(金) 21時00分 コメント ( 0 )