2009年07月26日(日)
揺るぎないものなんてどこにもない [よもやま]
最近,私が全幅の信頼を寄せていた人から結果的に裏切られることになった。そこに至るまでの過程にはやむを得ない面や、私自身の未熟さや不手際も重なったのだが,つい最近まで繰り返し「何よりも信じている」と口にしていた者が手の平を返したかのような態度で去っていくとは,ただ無常である。何があってもこれだけは絶対に揺るぎないものだと信じていたのだけど,こうもあっさり崩れ去ってしまうとは,この世には普遍のものなんてどこにもないという証左なのだろう。またはジンセイは有限だからこそ,そこには永遠の片鱗があるのだと錯覚していたのかも知れない。今回のことで私が教訓として得たのは,
「どんな相手であっても,盲目的に信頼してはならない」
「いかに深い気持ちがあっても,いつか訪れる変容の日を覚悟せよ」
「時とともに移ろわないものなど何もない」
といったことか。これが真理だとしたら,とてもサミシイことだけどね。
Posted by 神海 螢 / コウミ ケイ at 2009年07月26日(日) 13時03分 コメント ( 2 )
コメント
元気かな?
私も一度同じような経験があります。人間不信になったよ。
どこまで人を信用するか、難しいね。
信頼できる人だと表面的な付き合いだけじゃないから尚更。
最近はおっしゃる通り、盲目的にならなければ、と条件は付くけど、何よりも信じることは可能かと思うようになってきました。
そういう人にこそ思いやりが大切なんだろうと。
お久しぶりです。温かいコメント感謝します!
何度裏切られてもそれでも人を想い信じてゆけるのが,本当に強いニンゲンなのかもしれないね。僕ももっと人を見る目を養いつつ,自分を磨いていきたいと思います。
また,機会があればお会いしましょう〜。