2006年06月25日(日)
MacBook使用雑感 [Mac&あぽー]
AppleのMacBook(ブラックモデル)にじっくり触れてみる機会があったので,使ってみた感触をちょっと書いてみます。
ここが○
- Windowsノートによくみられる例のテカテカ液晶も,光が反射して見にくいかなと思いきや,案外気にならない→ただし上下方向の視野角が狭いのが難点
- 電気ポットみたいなマグネット吸着式コンセントのおかげで,うっかり足を引っかけても大丈夫(実際はMacBook Proから導入された機能だけど)→絶妙な吸着力です
- ペコペコしないキーボード→ストロークは浅いものの,意外としっかりしたキータッチ
- 比較的まともな放熱処理→キーボード面は端をのぞいてそれほど熱くならず。ただし,底面は…(^ ^;)
- メモリを増やせば,ユニバーサルバイナリ化されたソフトはきびきび動く
- 仮想化ソフトParallels Desktop上でWindows XPが“感動的”な速度で動く!→Virtual PC(や故SoftWindows)を長年使ってきたモノにとっては,このパフォーマンスは感涙ものかも
- MacBookに限ったことじゃないけど,CPUのアーキテクチャを大幅にかえても,まったくそれを意識させないのはすごい。PowerPC向けのコードをIntelのチップで動かすためのトランスレータRosettaもそれなりの速度で動くし→68kからPPCに移行したときもそうだったけど,あぽーは伝統的にアーキテクチャの切り換えが得意なのかもね
ここが×
- 液晶の視野角が案外狭い。上下方向が特にアレなため,ディスプレイの角度に気を使う
- 標準搭載の512Mは少なすぎ! せめて,1GB積んでくれないと(おまけに256MBx2なので,メモリ交換後の使い道がナイ^ ^;)
- ハードディスクも,上位モデルは標準で100GBは欲しいな(Boot CampやParallels Desktopが動くこのご時世なので特にね)
- 個体差だろうけど,トラックパッドのクリック感が左右で異なる→右側の方が“あまい”
- ポリカーボーネート製の筐体は案外傷つきやすいですぜ(苦笑)
- あのー,筐体についた指紋やら油分やらがiPodのよーに目立つのですが(そんなに汗かきじゃないよ^ ^;)
- やっぱり重いよー。美しいボディだけど,何が入ったら2.36kgにもなるんでしょお
- もはやノスタルジー以外のなにものでもないのだろうけど,やはりClassicのソフトは動きませんでした。アプリのアイコンに進入禁止のマークがついているし
この筐体でMacもWindowsもスカスカ動くのをみていると,隔世の感を感じてしまいます。仮想化技術さまさまというか,まったく“すごい”世の中になったもので。それと,Intel Insideのシールとかをベタベタ貼っていないのは,Appleのポリシーなんでしょうね。ぱっと見,何の石が入っているのかもわからないし,そもそもユーザーにそれを意識させないからね>Mac OS X。あとは,願わくは軽量なMacが出ることを…(以下省略^ ^;)。
Posted by 神海 螢 / コウミ ケイ at 2006年06月25日(日) 15時18分 コメント ( 0 )