2010年12月05日(日)
にゅーApple TVと初代との比較でも [Mac&あぽー]
あぽー製STB(セットトップボックス)ことApple TV 第2世代(以下2G)が思いの外早く国内でも販売開始され,8,800円という安さに惹かれてつい購入してしまったのだけど,紹介するタイミングを逃してしまい,今日に至ってしまいました(苦笑)。とかいうワタシは第1世代Apple TVもナゼか持っているので,今さらだけど外観比較でも。
黒猫が持ってきた外箱があまりにも小さかったので驚いたのだけど,中を開けるとさらに2/3ほどの容積しかなくてビックリ。最近のAppleプロダクトは,限界まで箱のサイズを切り詰めていますな。
早速ご開帳〜。リモコンのApple Remoteがアルミ製に変わり、高級感もアップ。縦長なので,対角線上に収納されていました。
同梱物もあっさりとしてますねー。HDMIケーブルも標準では付いていないし。ま,さいきんではアマゾンPBのケーブルが格安で売られているので,別売でも問題ありませぬが。
んでもって,初代(の最終リビジョン)Apple TVとの筐体比較を。厚さはほぼ同じで,ハードディスク非内蔵になったため,縦横は半分ぐらいにまで縮まっていますね。2Gは筐体が黒いからか,引き締まって実寸よりもさらに小さく見えます。
IOポート及び背面の比較(左:新型/右:初代)。コンポーネント端子が廃止され,映像端子はHDMIだけになりました。リカバリなとで使用するサービス用のUSB端子もMicroUSBに変更されました。もっとも,AppleTVは単体でソフトウェアアップデートができるので,JBとか考えなければ使うことはないのだけどね。
Apple Remoteと外箱の比較。初代Apple TVのリモコンは,ポリカーボネート製でした。ちなみにアルミのApple Remoteが2本写っているのは,以前単体でリモコンのみ購入したため。同じアルミ製でも,2Gに同梱されていたものは上下ボタンの出っ張りが増して,クリックしやすくなっていました。
最後に操作画面の比較を(左:新型/右:初代)。基本機能は初代も新型もほぼ同一だけど,2Gではメニューが整理され「ポッドキャスト」メニューは,「インターネット」の中に移り,「写真」「ミュージック」メニューは,「コンピュータ」からターゲットのPCを選択して再生する方式に変更されました。
最後にApple TV 2Gの配置例の写真を。ゴチャゴチャしていて少々見苦しいデスが,黒色の棚板にとけこんで,ますます存在感がなくなってしまいました(主張しないのは,STBのスタイルとしては正しいと思う)。
2Gは内蔵ストレージがなくなったためすべてLANにあるPCかAppleの配信サイトからストリーミング再生する方式に変更されました。そのため,母艦からムービーなどのデータを同期する必要がなくなった一方,初回アクセス時はプレイリストを読み込むまでやや待たされる印象を受けました(2回目以降はリストがキャッシュされるのか,すぐに表示される)。その代わり,iTunesのプレイリストをそのままAppleTV上で展開できるようになったので,「未視聴の動画」などの条件でスマートプレイリストを作っておけば,観ていないムービーや音楽を瞬時に探すことも可能になりましたね(初代はスマートプレイリストにアクセスできなかった気がするので)。
あとは…iOS 4.2からサポートされたAirPlay(参考)が熱いですな(笑)。iPhoneやiPadにある手元の音楽や動画を簡単にAppleTVに転送できるため,(iPhoneやiPad側に)同期しているメディアであればApple Remoteを介さずにその場でテレビの大画面へ投影できるメリットは大きいですねー。この機能は将来的には,iPhone/iPadのゲームをテレビへ投影するのといった用途にも使われるかも。現段階ではまだそのような仕組みはないみたいだけど,携帯ゲーム機と据え置き型との垣根を越えるポテンシャルをもったApple TVは今後も目が離せません。
Posted by 神海 螢 / コウミ ケイ at 2010年12月05日(日) 12時06分 コメント ( 0 )