2013年04月28日(日)
自宅鯖用Mac mini緊急調達ナリ [Mac鯖管理]
4年間ほぼ毎日連続稼働していた自宅サーバのMac mini(Early 2009)の調子がわるくなったため,やむを得ず新台…もとい新機種を調達しますた。最近,電子機器類をアレコレ買いまくっているよぉにみえるケド,そんなにおサイフに余裕があるワケじゃないからね(ま,ばーちぇらーだからできるとゆーことで^ ^;)。今回もMac mini(Late 2012)だけど,あぽーがSSDとHDのいいとこ取りをしたと喧伝している“Fusion Drive”入りにしてみました。“Fusion Drive”といえば聞こえがいいけど,実質SSDとHDをRAID 0にしているだけなんだけどね(ソフトウェア的な最適化は図っているだろうけど)。とりあえず,開封の儀をば〜。
あいかわらずミニマムな梱包。
標準ではMini Displayport - DVI変換ではなく,HDMI - DVI変換アダプタが付属しているのがちょっと不思議。
標準メモリからAmazonで別買いしたCFD製メモリ(DDR3 SO-DIMM PC3-12800 8GBx2)に換装。最近流行のフラストレーションフリーパッケージというだけあって,最小限のパッケージングですな。
Mac miniは簡単にメモリの交換ができる設計になっているけど,裏蓋が意外と固いので回すときに結構力が要ります。
ついでにバックアップディスクとして別途調達したLaCieブランドのThunderbolt対応外付HDDの写真も。Mac miniはThunderboltポートが一つしか無いので,デイジーチェーンで繋げるのは助かります。Mac miniよりも遥かに重いので,うっかり足や床に落とさぬよう要注意(見かけによらずあまり安定性がよくないし)。個人的には電源内蔵にしてほしかったなぁ,とも。
おまけ
冒頭でも書いたけど,Fusion DriveはSSDとHDの記憶領域をソフトウェアRAID(RAID 0)で連結した論理ドライブなので,どちらかのディスクが壊れると一瞬で“お亡くなり”になると思われます。Time Machine等でマメにバックアップを取っていれば修理後のリカバリは容易だけど,そもそも起動ディスクはSSDだけで運用し,データ領域をHDに割り当てたい当方としては少々お節介な構成なので,個別のディスクとして運用できるように設定を変更してみました。OS Xのディスクユーティリティ上ではFusion Driveの解除はできないようなので,以下にコマンドラインから手動で論理ドライブを「解体」する手順をまとめておきます〜。
1. command + Rを押しながら電源を入れ,リカバリモード(復元ユーテリティ)を起動(USBメモリにMountain Lionのインストールディスクをコピーし,そちらから起動しても可)
2. メニューバーからターミナルを起動し,以下のコマンドを実行
$ diskutil cs list
3. Logical Volume Group 欄の横に表示されたUUIDをクリップボードにコピーし,以下のコマンドを実行
$ diskutil cs deleteVolume <UUID> $ diskutil cs delete <UUID> ※ <UUID>の部分は,2. で表示されたUUIDの文字列に置き換える。 diskutil cs deleteVolume 実行時にエラーメッセージが表示されても とりあえず無視してOK
4. これでFusion Driveの論理ボリュームは解除されたものの,ディスクユーティリティを起動するとボリュームの復元を促されるので,各ディスクのフォーマットをコマンドラインから直接実行
$ diskutil list $ diskutil erasedisk JHFS+ "Macintosh HD" /dev/disk0 $ diskutil erasedisk JHFS+ "Macintosh HD2" /dev/disk1 ※おそらく disk0 に 内蔵SSDが,disk1 に 内蔵HDDが割り当てられていると 思うけど,diskutil list でディスク番号を先に確認した方が無難
5. フォーマットが終わったら,そのまま OS X をSSD(またはハードディスク)にインストール。インストールが終わったら,内蔵ドライブからシステムを起動し,ボリュームが2つマウントされているかを確認
Posted by 神海 螢 / コウミ ケイ at 2013年04月28日(日) 14時49分 コメント ( 0 )