2013年05月06日(月) 振替休日
Java for OS X 2013-003を適用するとATTO Xtend SAN iSCSI InitiatorのGUIが立ち上がらなくなるっぽい [Mac&あぽー]
OS X環境でiSCSIを使っている物好きヒトがどれぐらいいるかは分からないケド,当方は昨年入手したQNAP TS-469 Proをターゲットにして,MacからiSCSIディスクをマウントして使っています。iSCSIのイニシエータには,ATTO社のXtend SAN iSCSI Initiatorという有償のソフトウェアを購入して使っているものの,先日リリースされたJavaのセキュリティアップデータ(Java for OS X 2013-003)を適用すると,iSCSIの設定コンソール(Xtend SAN.app)が立ち上がらなくなってしまったのですね。ダブルクリックしても以下のダイアログが表示されてアプリが落ちてしまう始末。
いろいろ調べてはみたものの原因がよく分からず,ベンダー(ATTO社)に問い合わせたところすぐにパッチ(シェルスクリプト)を送ってくれました,コレを適用したところ,問題なく立ち上がるようになりましたとさ(苦笑)。
で,シェルスクリプトの中身をみたところ,Xtend SAN.app のパッケージ内の Info.plist に設定を一行加えているだけのよーでした。というわけで,以下の設定を書き換えれぱ,手動でfixすることも可能なようです。参考までに手順をメモっておきますね。
1. Xtend SAN.app を右クリックし,「バッケージの内容を表示」を選択
2. /Applications/Xtend SAN/Xtend SAN.app/Contents/Info.plist を Xcodeなどで開く
3. Java:Properties の java.security.policy の下に一行追加(右クリック>Add Row)
4. 次の設定を追加する
Key = java.rmi.server.useCodebaseOnly Type = String Value = false
5. 保存して,Xtend SAN.app が立ち上がるかを確認する
追記:…とか書いていたら,ATTO社がアップデータを公式に出していました。これで手動パッチを当てなくてもよさそうです(直リンクしていいのかわからないので,いちお短縮URL経由にしておりマス)。
Posted by 神海 螢 / コウミ ケイ at 2013年05月06日(月) 09時40分 コメント ( 0 )