2007年10月29日(月)
ついにQ400の運行停止を決めた航空会社が出現 [ひこーきな話題]
- ボンバル製27機，永久に運航中止…スカンジナビア航空（YOMIURI ONLINE）
北欧三国（スウェーデン，デンマーク，ノルウェー）のフラッグキャリアであるスカンジナビア航空（SAS）が，DHC-8-Q400のトラブルにたまりかねて，同型機の運航を完全に停止してしまったとのこと。27日に同社のQ400が胴体着陸したことを踏まえてらしいけど，素早いというかよく決断したなぁ，と。30機近くもQ400を持っていたら，全機リプレースし，乗務員・整備員の訓練をし直すだけでも相当費用がかかるだろうにね。おまけに，同型機と同じぐらいのスペックを持ったターボプロップ機が他にあるのかなといった不安も（ATR 72ぐらい？！）。でも，乗客からの視線も冷たいヒコーキをだましだまし運行するぐらいなら，とっとと切り捨ててしまった方が最終的には傷が深くならないで済む，といった経営判断があったのでしょうか（まぁ，ホントは航空会社が運用の中でヒコーキを育てるという面もあるのだけどね…）。国内の航空会社各社も，これ以上「またボンQか〜」といわれるぐらいだったら，SASを見習い，高く引き取ってもらえるうちに置き換えるのもひとつの手だと思うね。
追記：一方でカンタス航空の系列会社がQ400を追加導入するというハナシもあったり（ソース）。
Posted by 神海 螢 / コウミ ケイ at 2007年10月29日(月) 22時01分 コメント ( 0 )
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