2008年04月30日(水)
九州満喫きっぷでゆく三角線&南阿蘇鉄道鉄旅 [フォトログ*鉄道]
昨日に続き,“旅名人の九州満喫きっぷ”の旅2日目は,熊本から三角〜南阿蘇(高森)〜西鉄天神大牟田線・太宰府線といったルートで攻めていきます(笑)。
朝8時の熊本駅。市電もこのきっぷさえあればフリーパス(^ ^)。三角線行きの列車は,キハ31系気動車ナリ。
九州新幹線の高架橋工事の進捗を眺めつつ,宇土駅より三角線へ。
熊本駅より50分ほどで終点三角駅へ到着。かつては島原方面へのフェリーも就航していて賑わっていたみたいだけど,駅弁の販売もなくなりコチラもご多分に漏れずすっかりうらぶれてしまったようで…。
三角線を単純往復し,お次は観光列車あそ1962で一路豊肥本線は立野へ。キハ58系の今や貴重な現役車両です(内装はコテコテに改造されてしまっているケド)。
JR九州お手芸の木のぬくもり全開の車内。座席指定券(500円)が必要なものの,普通列車扱いなのでぜひ一度はご乗車あれ(基本的にGW・春夏休みや土休日のみ運転なので注意してね)。ちなみに熊本・宮地駅のみ自転車の持ち込みができます。
昭和30年代をイメージしたインテリア。久しぶりに本物の“網棚”を見ましたよ。
豊肥本線の電化区間(熊本〜肥後大津)は,行き違い停車だらけ。複線化を本気で検討したほうがいいような…。
立野名物ニコニコ饅頭は時間が無くてありつけず。南阿蘇鉄道謹製の駅弁“南鉄とり飯”も買いたかったのだけど,あいにく熊本駅で食料を調達してきてしまったモノで。隣の乗客が美味しそうに(とり飯を)食べていました。
ここから終点の高森駅までは,トロッコ列車ゆうすげ号に乗車します。ワタシ以外みんな家族連れだったので,ちょっと気まずかったり(^ ^;;)。客車の一部は貨物列車の有蓋車を改造して作られたようです。
出発直後に鉄橋と雄大な風景がお出迎え。ちょうど橋脚の塗り替え工事中らしく,足場が組まれていました。こんな高所で作業するとは…。
新緑の眩しい阿蘇の外輪山を眺めつつ,春風をうけた列車はゆく。トロッコは猛烈に揺れるので飲み物をこぼさぬよう(笑)
日本最長の駅名をもつ南阿蘇水の生まれる里白水高原駅。一時期,一畑電車の“ルイス・C.ティファニー庭園美術館前駅”に日本一の座を奪われていたけど,先方が駅名を改称したため,再度最長駅名に返り咲いたとさ(笑)。
名水で有名な白水高原には,水源が点在しています。写真の木の下もその中のひとつ。
終点高森駅。ここから先にある高森トンネルが異常出水しなければ,高千穂線とつながっていたかもしれないけど。
駅前にはC12型蒸気機関車が展示されていました。
帰りは通常のレールバス。製造から20年以上経過しているものの,あまり古さを感じませんね。
鯉のぼりたなびく南阿蘇の一コマ。
写真はアップしなかったけど,立野から熊本に戻った後,大牟田まで移動し,西鉄天神大牟田線と太宰府線を完乗してきました。
九州満喫きっぷ3日目はこちらです。
Posted by 神海 螢 / コウミ ケイ at 2008年04月30日(水) 23時14分 コメント ( 0 )