2008年08月18日(月)
水島臨海鉄道往復乗車記 [フォトログ*鉄道]
倉敷駅から水島コンビナートまでを結ぶ貨物兼旅客鉄道こと水島臨海鉄道に乗ってきました。倉敷には何度か足を伸ばす機会があったけど,ナゼかコチラには乗る機会に恵まれなかったのですねー。0系新幹線を堪能した後,岡山から倉敷まで在来線で移動し,水島臨海鉄道を往復した次第デス。
倉敷駅に隣接する水島臨海鉄道倉敷市駅。MRT300形気動車が停車していました。
旅客鉄道的にはローカル線であるものの,幅の広い車道を何度もクロスするためか,かなりの区間が高架化されています。もっとも,高規格な割にはスピードは遅いけど(^ ^;)。
水島駅で大半の乗客が降りてしまいました。終点まで乗っていた客は,私と先頭かぶりつきの同業者(?!)のみ。ちなみに,朝夕は通勤通学客が多いためか,車両は全長20m超の大型車です。普段ちっこい気動車に乗り慣れている身からすれば,第一印象は「長っ」。
終点三菱自工前。線路自体は800m先の倉敷貨物ターミナル駅まで続くため,車両はそちらまで一旦回送されます。
しか〜し,工場以外何もナイ。炎天下の中,帰りの列車が来るまで50分ほど駅でぼーっとするハメに。
14時55分の列車で倉敷市駅に戻るつもりで時刻表を見たら“ワンマン”と書かれているので,てっきり行きに乗ったMRT300形が来るのかと思いきや,帰りはなんと貴重なキハ20がやって来たのですよー(おまけにツーメン)。カメラ片手に駅でバテているテツに見かねて,車両運用を変えてくれたなんてことはないっすよね(笑)。
キハ20の先頭座席は運転席をよく見渡せるので,その筋の人にはオススメかも。
鄙びた風景と近代的な車窓が交叉する水島本線。
水島臨海鉄道オリジナルカラーのキハ20。国鉄色に塗られた車両もあるようです。
岡山駅に着いたころは雲行きが怪しかったので「水島臨海鉄道はまた今度にしようかな」とも思っていたけど,結果的には乗りに行って正解でした。キハ20に乗れるとは思っていなかったからねー。水島臨海鉄道は貨物輸送の需要もそれなりにあるみたいなので,第三セクター系の鉄道会社としては当面安泰ではないでしょうか。
Posted by 神海 螢 / コウミ ケイ at 2008年08月18日(月) 21時00分 コメント ( 0 )