2008年09月20日(土)
可部線&スカイレール乗車で中国地方完乗っ [フォトログ*鉄道]
所用で福岡に帰るついでに,長らく「乗り残して」きた可部線とスカイレールを“攻略”してきました。18きっぷの時期はすでに終わっているので乗り放題というわけにはいかないものの,広島〜可部間ならびにスカイレールの乗継駅である瀬野駅はICOCAが導入済なので改札をワンタッチで通過でき,それほど手間ではありませんね(もちろんその都度運賃はかかるけど)。
広島駅で可部行普通列車に乗り換え。2両編成なのにワンマンじゃなかった(しかも駅間が短いのにトイレもついている)。
可部線の終点可部駅。2003年11月末まではこの先三段峡駅まで非電化区間が続いていたものの,乗客の減少により廃止されてしまいました(とはいえ,もっと営業係数のわるい路線は他にもあるのだけど…)。廃止前に乗れなかったのが実に心残りっす。架線終端標識が在りし日の鉄路を物語っていますね。
駅舎を望む。懐かしい(?)幕式の行先案内も。
可部線から山陽本線の電車には,広島駅のひとつ手前の横川駅で乗り換え。いつの間にか駅前(広電電停)がきれいになっているし。
広島駅から20分ほどで,スカイレールとの乗換駅である瀬野駅に到着。
改札も窓口も人気ナシ(呼んだら駅員は出てきたケド)。しかし,記念乗車券はともかく,数ページのパンフレットを1,000円で売っているとは…。
定員25人だけど,座席はわずか8席。もっとも所要時間は5分ほど。
スカイレールは,瀬野駅北側の丘陵地に広がる住宅団地「スカイレールタウンみどり坂」にアクセスするための路線です。一見ロープウェイにもみえるけど,軌道法の特許を受けた懸垂式モノレールの一種なんですねー。
終点みどり中央駅。えーと,土曜日の昼間にもかかわらず,乗客はワタシひとりだけというのは…。行き帰りとも“貸し切り”状態でしたよ〜(苦笑)。
終端で車両が回って反対側に移動します。どうやら検修庫も兼ねているようですね。
勾配はなんと最大263‰。ケーブルカーを除くと,鉄道としては日本一の急勾配なんだとか。
近未来チックな中間駅みどり中街駅。ここで上り方面の車両とすれ違うようです。
道路からみるとかなり高い位置を走ります。山の上へと続く軌道はなんともいえない不思議な雰囲気を醸していますな。
スカイレールは,団地用の水平エレベータみたいなものだろうけど,それにしてはあまりに利用者が少ないような気が…。もしかしたら朝夕はラッシュで混み合うのかもしれないけどね。
そんなわけで,これをもって中国地方も全鉄道路線制覇です〜。
Posted by 神海 螢 / コウミ ケイ at 2008年09月20日(土) 21時00分 コメント ( 0 )