2008年10月07日(火)
彼我を分け隔つは五年の歳月なり [よもやま]
かの日から幾歳月を重ね,「もう」とも「まだ」ともつかない爾来にただ身を委ねては過ぎ去りし日々を感じ,それでもなおその流れだけが唯一のココロの穴を埋める楔となりて,今に至る。只,彼我を静かに分け隔ついくつもの夜明け。渚へ打ち寄せる波のように「それ」はあり続け,水面にうつるはその残滓か。旅はまだ終わらない。
Posted by 神海 螢 / コウミ ケイ at 2008年10月07日(火) 23時00分 コメント ( 0 )