2009年10月24日(土)
紀州鉄道キハ603最後の週末 [フォトログ*鉄道]
国内最古級の気動車である紀州鉄道キハ603の営業運転が10月25日までとなることを聞きつけ,前日のきょう24日に惜別乗車してきました。
御坊に行く途中で水間鉄道にも足を伸ばしているので,よろしかったらコチラもどうぞ。
JR御坊駅と併設している紀州鉄道御坊駅。紀鉄の列車は0番ホームに入線します。
そして,いよいよキハ603がやってきた〜。前回御坊を訪れた時はコイツに乗れなかったので,営業運転では最初で最後の対面です。
油の匂いが染みわたる板張りの車内。白熱灯の照明に赤いモケットが何ともいえない暖かみを醸しています。
1960年製の威風堂々とした外観。この車両は,かつて大分交通耶馬渓線を走っていました。
ホームより床下を見やる。今となっては古典的なエンジンであるDMH17が軽快なサウンドを奏でていました。
終点までわずか8分の短い旅路。この車両はこれまでここを何度往復したのだろう。
紀州鉄道線で唯一駅員が終日配置されている紀伊御坊駅。僚機であるキハ604は休車中(事実上廃車)につき,側線に野ざらし留置中。
御坊駅でついにお別れ。営業運転から離れても処分はしないようなので,どこかで静態保存してもらえればなぁと思います。
おまけ(キハ603乗車時の動画)
Posted by 神海 螢 / コウミ ケイ at 2009年10月24日(土) 22時00分 コメント ( 0 )