2009年10月31日(土)
週末乗り放題きっぷで行く四国一日テツ横断の旅 [フォトログ*鉄道]
週末のJR四国全線の特急列車・普通列車自由席が乗り放題となる「週末乗り放題きっぷ」なる切符を使い,高松から徳島−阿波池田−多度津−松山といったルートで一日テツタビをしてまいりました。実は11月後半にも3日間かけて高知方面を中心に旅する予定で,今回は四国鉄道乗りつぶしの前哨戦ということになります(^ ^;)。
始発列車を乗り継ぎ,朝8時過ぎに高松着。「JR四国の週末乗り放題きっぷを使うべく」といいながら,最初は私鉄のことでん(高松琴平電気鉄道)の未乗区間(長尾線/志度線)に乗車ナリ。高松駅からことでんの高松築港駅までは,信号に引っかからなければ徒歩3分ぐらいで着きます。
んでもって,長尾線の終点長尾駅に到着。近くにタクシー会社もあるので高徳線やことでん志度線の駅にワープすることも可能だけど,今回はそのまま瓦町駅まで引き返します。
簡易式だけどICカードに対応していますね(ことでん発行のICカード“IruCa”のみだけど)。
写真には写っていないけど,お遍路姿の人もチラホラ。第八十七番札所の長尾寺が近くにあるからでしょうね。
ことでんの3路線が分岐する瓦町駅で志度線に乗り換え。長尾線/琴平線からのからだと意外と距離があります。
志度線の中間駅の八栗駅で下車。なぜなら…。
四国ケーブルの八栗ケーブル(鋼索線)に乗るためですねー。ことでんの八栗駅からは徒歩20分ぐらいだけど,やや上り坂になっているのと道順が分かりにくいので行きはタクシーを使うのがオススメ(八栗駅のすぐそばにタクシー会社あり。片道600〜700円程度)。
八栗ケーブルの八栗山上駅。ここからほとんどの人は第八十五番札所の八栗寺を目指すのだろうけど,乗りつぶしerはここで引き返す(笑)。
八栗駅に戻り,琴電志度行の電車に乗る。三両目は片運転台にも関わらず貫通扉がないのですねー。増結用とはいえ,やや違和感が。
志度線の終点琴電志度駅からJR四国の志度駅に移動。100mぐらいしか離れていないので,すぐに乗り換えられます。
オレンジタウン(変わった名前だ)行の列車を見送り,後続の特急うずしおで徳島を目指す。
徳島駅着。ここからは徳島線の列車に乗車ナリ。
川田駅で特急剣山と行き違い。他の駅でもマメにで列車交換がありました。
後半は吉野川に沿って走る。徳島線は正確には佃駅までだけど(穴吹以西を走る)全列車が阿波池田駅まで向かいます。ちなみに徳島線には「よしの川ブルーライン」という愛称がつけられているみたいだけど,あまり定着していないような…。
2時間ほどで終点阿波池田駅に到着。徳島線は思った以上に力強い走りをしますね−。
ホームには,大歩危(おおぼけ)トロッコ列車が止まっていました。
土讃線の特急南風に乗り換え,多度津へ。
JR東日本から譲渡された113系電車が止まっていたけど,種車が分からないぐらいコテコテに改造(体質改善工事)されておりました。
特急しおかぜ・いしづちに乗車し,瀬戸内の夕日を浴びながら一路松山へ。
さらに松山駅で特急宇和海に乗り換えて,伊予市駅で下車。一駅だけ特急に乗るゼータクも乗り放題きっぷならではですな(笑)。
伊予市駅から伊予鉄郡中線の郡中駅に徒歩連絡(1分ぐらい)。
松山市駅で今度は横河原線の乗り換えても終点横河原駅まで乗車。
横河原駅はなかなか趣のある駅舎ですが,ICカードリーダやプラズマディスプレイによる行先案内があったりと,古い中にも要所要所が「近代化」されていますね。
最近入ったばかりの伊予鉄3000系電車(京王3000系のお古)。もっとも,VVVF車に改造されているなど,なかなか萌え所見所があります。
横河原線・高浜線直通列車で終点高浜まで向かい,さらに松山観光港行の連絡バスに乗車。その後,松山観光港から小倉港行のフェリーに乗って,九州方面に消えていきましたとさ(^ ^)。
フェリーは早朝5時に小倉港に入港するけど,7時までは船内で休憩できるので,しっかり休んで出発できますね(逆に松山港の方は,着岸後すぐに船を移動しないといけないらしく,着いたらすぐに下ろされるようだけど)。
Posted by 神海 螢 / コウミ ケイ at 2009年10月31日(土) 21時00分 コメント ( 0 )