2009年11月15日(日)
旧姫路モノレール車両一般公開に行ったきた [鉄な話題]
1966年から1974年までのわずか8年間のみ運行された旧姫路モノレールの車両が移動のため35年ぶりに車庫から屋外へと出され,今日一日だけ一般公開されると聞きつけ,旧手柄山駅まで見にいってきました(参考)。
いまでは現存路線のないロッキード式モノレールの車両がほぼ完全な形で残っている希少性もさることながら,結果的に35年間も車庫で眠っていたという歴史がなんだかロマンをかき立てますねー。ちなみに,4両残っていた車両のうち2両は,駅のプラットホームがあった場所まで移動され,再来年から常設展示されるそうです。もっとも屋外に出されるのは今回だけなので,非常に貴重なイベントだったと思います。
手柄山中央公園のモノレール展示会場へ。なんだか周囲はメルヘンな「かほり」がします(^ ^)。
テレビやホームページで見かけたことはあったけど,実物を見るのははじめて。曲線美にレトロフューチャーの息吹が。
別の角度から撮影。まるでパンダの公開のよぉに見学者が押しよせていましたね(笑)。
モーターと思わしきパーツも展示されていました。
奥は車庫兼検修庫だったのでしょうね。
駅コンコースのあった場所では,当時の写真や駅名票などの資料が公開されていました。いやー,しかし身動きできないほど人が集まっていましたよ〜。
おまけ(帰りがけに撮ったモノレールの遺構)
姫路駅から手柄山までの道のりには,今でもモノレールの軌道桁が随所に残っています。レールが引き込まれ中空構造になっているビルの中には,かつて大将軍駅という仰々しい名前の駅が存在したそうです。なお最後の写真のあたりにモノレール姫路駅があったと思われます。
Posted by 神海 螢 / コウミ ケイ at 2009年11月15日(日) 16時04分 コメント ( 0 )