2009年11月21日(土)
バースデイきっぷで行く四国テツタビ〜1日目(鳴門線・牟岐線・阿佐東線・阿佐線) [フォトログ*鉄道]
誕生月の連続する3日間,JR四国および土佐くろしお鉄道全線の普通列車・特急列車の自由席・指定席・グリーン席が1万円で乗り放題となる「バースデイきっぷ」を使って,先月に引き続き四国を再訪してきました。指定席も利用可能なフリーきっぷは一般的に使用回数の上限が設定されていることが多いのだけど,このきっぷは(物理的に乗車可能であれば)回数無制限で座席指定ができ,おまけにグリーン車にも乗れてしまうという大盤振る舞いで,企画乗車券の中では最強の部類に入るのではないかと個人的には思います。
そんなわけで,JR四国の通販サイトであらかじめバースデイきっぷを購入し,合計10列車分の座席指定券を発券してもらい,旅立った次第です〜。
※バースデイきっぷは児島以南の区間のみ有効なので,岡山〜児島間の乗車券及び特急券は別途購入しました。
早朝の快速マリンライナー7号パノラマ席。グリーン車扱いということもあってか,展望席はワタシ以外に乗客はいませんでした。
朝焼けの瀬戸大橋線を快走する。
瀬戸大橋を渡り,四国へ。橋下の島への騒音対策のためか,橋の上ではあまりスピードを出さないですね。
高松に着いてから間もない寝台特急サンライズ瀬戸が電留線に止まっていました。
8時8分高松駅到着。駅弁を調達して,徳島行の特急うずしお3号に乗車〜。
鳴門線は路線長の短い路線だけど,駅間も短いですな。ちなみに教会前駅の「教会」とはキリスト教系かと思いきや,天理教だそうです。
終点鳴門駅。昔はここから大鳴門橋・明石海峡大橋経由で淡路島・京阪神とを結ぶ計画があったけど,夢は叶わず…。
ところ変わってこちらは阿南駅。鳴門駅からは池谷・徳島経由で牟岐線へ。阿南までは4年前に一度乗ったことがあったけど,ここから先は初めてです。
乗客が少なくなってきたので高松で購入した駅弁を開く。値段(1,000円)以上にボリューム感のある内容でした。
牟岐駅で特急列車と行きちがい。徳島からここまで2両編成で走ってきたのに,後ろの車両は回送扱いで締め切っていたため,トイレにもいけませんでしたよ(後方にしか付いていなかったので)。なんで,後部も開放しないのだろう。
海部駅で阿佐海岸鉄道阿佐東線に乗り換え。
阿佐東線はわずか8.5kmの路線で中間駅合わせても3駅しかないのに,転換クロスシートを備えたなかなか豪華な車両です。もっとも12月から牟岐線との相互乗り入れを再開するようなので,そうなれば牟岐・徳島あたりので走ることになるのかも知れないけど。
終点まで所要時間11分なのに,トンネルが16本もある高規格路線。その昔,甲浦駅からは室戸岬経由で奈半利駅までつなぐ計画があったのだか。途切れた高架橋にそこはかとない無念さ(?!)を感じますね…。
かわりに甲浦から奈半利までは高知東部交通のバスが連絡しているのでコチラに乗り換え。お遍路な人たちで車内は満員でした。
海岸伝いに狭い道をウネウネと進む。
バスの運賃表は液晶ディスプレイを2つ組み合わせたタイプで,番号が増えてくると自動的に枠が小さくなる仕様。それゆえ,いったいいくらまで運賃があがるのかヒヤヒヤものでしたね(苦笑)。
終点奈半利駅まで約1時間50分で2,340円もしましたよ〜。通しで乗る客はワタシひとりでしたね。
ごめん・なはり線は各駅にやなせたかし氏がデザインしたキャラクターが描かれています。
奈半利駅で高知行列車の出発を待つ。こちらも高架が中途半端に途切れていますね。
座席はやたらと背の高い転換クロスシートでした。
ごめん・なはり線は2002年開業線ということもあって,ほとんどの区間が高架化されています。そのため普通列車(しか走っていないけど)も結構飛ばします。
後免から阿波池田までゴーヂャスに(笑)特急南風24号のグリーン車で移動し,阿波池田で10分乗換の高知行特急南風19号に乗車(こっちもG車デス)。あぁなんというゼータク(^ ^;)。
19時44分高知着。今日のテツタビはこれで打ち止めです。高知駅も最近高架化されてすっかりきれいになって(って昔を知りませんが^ ^;)。
おまけ
ホテルに向かう途中に見かけた一風変わった門構え。「百足屋産業」という足袋屋さんのようです。
Posted by 神海 螢 / コウミ ケイ at 2009年11月21日(土) 21時00分 コメント ( 0 )