2006年09月23日(土) 秋分の日
MacBookのBootCamp環境にSheepShaverを入れてみた [Mac&あぽー]
Mac OS XやWindows上で動くMac OS 9(正確には漢字Talk 7.5.2〜Mac OS 9.0.4)エミュレータこと,SheepShaverを試してみる。イソテルMacは,従来のMac OS Xで提供されてきたClassic環境をサポートしていないため,例えばいにしえのHyperCardのスタックを動かしたい〜といった場合に,同じMac向けのソフトながら動かないンですよー(そういう意味では,Microsoftの後方互換性への努力は認めるべきかも^ ^;)。そんなところに彗星のごとく現れたのが,SheepShaverなるエミュレータなのですね。実際には,1997年頃から開発は続いていたみたいだけど,Classic環境の打ち切りや,逆にIntel Mac上でWindowsが動くようになったりと,Macを取り巻く状況が激変したため,急に日の目を見るようになったというべきしょうか。そこで,まずこちらのサイトの情報をもとに,Mac OS X上で Mac OS 9 on SheepShaverを試してみたところ,特に問題なくインストールでき,意外とキビキビ動くことを確認し,プチ感激(まぁこれまでPPC MacにはClassicがあったからね^ ^;)。安定性に若干難があるものの,完全な仮想環境内でMac OS 9が動くため,従来のClassic環境では使用できなかったソフトも使えそうです。そこで,お次はIntel Mac上でMac OS XとWindowsとのデュアルブートを可能にするBootCampを導入し,Windows XPをインストール後,XP側でブートし,Windows用のSheepShaverを組み込み(←Mac版よりインストールが若干面倒),先ほど作成したOS 9のディスクイメージを読ませたところ,(当たり前だけど)Windows環境でMac OSの起動画面が表示されたではないか〜。これにはかなり感動したね。Macハード上でWindowsが動き,その中でさらにエミュレータのOS 9が動くとは,とんでもない世の中になったもので…。
追記:他のエミュレータにも言えることだけど,サウンド回りのエミュレーションはちとツラいですな>SheepShaver。
Posted by 神海 螢 / コウミ ケイ at 2006年09月23日(土) 13時53分 コメント ( 0 )